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1964)研究 [研究]

 大学の本務は教育ですが、研究成果に基づく学会や社会への貢献も大きく期待されていいます。
 研究にはいろいろな種類があり、その一部は多くの人材と高額の資金を必要とします。研究者は、調達可能な資材を考慮に入れて研究計画を立てる必要があります。
 理論的な研究は、研究者の頭の中で行われる部分が多く、優秀な研究者は比較的低いコストで優れた成果を上げることができます。
 しかし、実験研究ではそうはいきません。いかに優れたアイデアでも、実証されなければ成果として認められないからです。
 先端科学では、アイデアだけで勝負することが困難になっています。高価な機器を調達するだけでなく、それを使いこなすことのできる優秀な実験者を育てる必要があります。
 また、新しい実験技術を開発もしくは導入し、その技術に熟練させる必要もあります。同じ作業でも、熟練者でなければ安定した結果を出すことができないものです。
 多くの研究室では、このような熟練作業は博士後期課程の学生により行われています。博士後期課程への進学率が低い研究室では、先端科学への挑戦が困難になっているのが実情です。
 例外は、研究者が非常に優れたアイデアを考え付き、高額の研究費を獲得した場合です。その場合、すでに博士号を取得したポストドクトラルフェローを雇うことができるので、効率的に研究を進めることができます。
 しかし、高額の研究費を獲得するためにはそれなりの成果が必要です。中小の大学ではなかなか困難なことです。
 熟練した実験者を使うことができない場合、研究者のアイデアの質が重要になります。アイデアで高い評価を得ることができ、それを比較的簡単な実験技術で証明可能にすれば、被熟練者を使って成果を上げることができます。
 私も、崇城大学に移ってからはユニークなアイデアの実現に集中して研究を行い、実働期間は半年に満たない4年生を使ってそれなりの成果があがるようにしました。
 調査研究の場合も、熟練者はあまり必要ありません。調査計画が優れていれば、素人の学生を使って調査を行うことができますから。
 研究計画がユニークであり、アンケート用紙が上手に作られていれば、アンケート実施者の能力とは無関係に優れた情報を集めることができます。
 私の専門である「食と研究」の分野では、調査研究の結果はかなり大きな意味を持っています。質の高い調査結果があれば、実現可能性の高い実験計画を立てることができます。
 人材に乏しい研究室では、調査研究に特化するのも評価の高い研究を行う方法の一つです。
 個々の研究者もしくは研究室だけでは優れた成果を上げることが出来ない場合、共同研究を推進すべきです。
 担当分野を得意分野に絞ることにより、熟練度の低い学生を使って信頼できる結果を得ることができます。極端な場合、研究室で使用する実験技術を一つに絞っても良いのです。
 個々の研究室が得意分野を分担し、それを持ち寄ることにより、単独の研究室では実現できない研究を進めることが可能になります。
 その場合、研究チームのリーダーの能力が重要になってきます。研究上のアイデアが優れていなければ共同研究の質が上がりませんが、チームを円滑に動かす能力が必要になります。
 研究の成功に必要な人材を揃えるためには、リーダーは幅広い人脈を有している必要があります。チームの構成員を一致協力させるためには、リーダーの人望が必要になります。
 これらの能力を兼ね備えたコーディネーターがいなければ、共同研究は円滑に進まないものです。
 日本の教育では、専門家の育成は円滑に行われています。しかし、コーディネーターの育成が上手ではありません。
 日本の科学技術が世界的に高い評価を受けるためには、コーディネーターの評価を高める必要があると考えています。
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1963)就職支援 [大学教育]

 18歳人口の減少により、多くの大学が入学定員の充足に苦労するようになりました。有力大学では学部学生の定員確保に悩む必要はありませんが、大学院定員に充足には苦労しています。
 とくに、博士後期課程の定員割れは一般的な現象で、定員を充足している大学は数少ないものです。
 このような事態をもたらす最大の原因は、専門を活かすことのできる就職先を十分に手当てすることができないからです。
 大学院の学生の就職先の確保には、指導教員の努力が必要です。しかし、理系の学生の就職でも指導教員の推薦状が求められない現在、指導教員による就職支援はほとんど不可能になっているのが現状です。
 その結果、多くの大学では理系の学生でも専門職に就くことができなくなってきました。そうなると、弱い大学では応募者数が減少し、定員の確保が困難になってきました。
 この3月まで勤務していた崇城大学の応用微生物工学科でも、専門を活かすことのできる就職先に就職した学生の割合は半分にも達しませんでした。
 そうなると、定員割れの危険が生じてきます。卒業生の就職先の満足度が、新入生の質に大きく関係してきます。
 このことは、定員確保問題は就職問題であることを意味しています。卒業生にとって満足できる就職先を必要数確保することができなければ、やる気のある学生を集めることはできないのです。
 大学院に進学しても、就職状況は好転せず、かえって困難になります。有力大学の修士課程修了生と競争しなければならなくなるからです。
 その結果、大学院への進学率が低下し、博士後期課程への進学はさらに少ない結果になっていました。
 これでは、大学の競争力を高めることはできません。卒業生を活躍させる場を明らかにするとともに、就職先の支援から行わなければ、卒業生にとって満足度の高い就職先を揃えることはできないものです。
 地方私立大学は地場企業の支援を重点的に行い、そこに就職の場を開拓していく必要があります。地場企業の育成から行うべきであると主張していましたが、これを理解してもらうことはできませんでした。
 この4月から精華女子短期大学に移りましたが、ここでは就職状況はかなり満足できるものになっていました。
 資格付与型の短期大学なので、就職率はほぼ100%で、ほとんどの学生が専門職に就いていました。食物栄養では、栄養士の資格を得ることができます。幼児保育では、保育士や幼稚園教諭の資格を得ることができます。
 2年間の幼児保育の課程を終えて1年間の専攻科に進むと、介護士の資格を得ることができます。ほとんどの卒業生の就職先は、これらの資格を活用することのできる職場です。
 精華には、生活総合ビジネス専攻がありますが、ここでは複数の資格を得ることができます。そのため、それらの資格を活かすことのできる職場で採用されることができます。
 資格付与型の短期大学の多くは、社会的に需要の大きい人材の供給を行っているので、どこも就職状況は良いようです。その分、短大間の競争が激しいので、大学の特徴を表す取り組みが必要になっています。
 私の考えは、各大学の日常的な取り組みがその個性を育てていくものと考えています。資格付与型の短期大学の教育では、社会の現場での実習が重要な役割を演じています。
 実習を依頼する施設は、学生たちにとっては質の高い就職先でもあります。実習先で高く評価されることができれば、多くの優良就職先で高い評価を得ることができます。
 このことを学生たちに理解させるとともに、質の高い学生を育てることが教職員の重要な仕事です。
 また、実習依頼先等との連絡に失礼のないように事路がけるべきです。さらには、社会とのつながりを大切にし、日常的に支援する体制を作る必要があります。
 社会から高い信頼を受けることが大学のブランド力を高めていきます。日常業務をきっちり行うことができれば、それだけで十分です。
 日常業務の質を高めるための創意工夫が大学を独創性にあふれた組織にします。その過程で蓄積される教育上のノウハウが強い大学を育てることになります。
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1962)著書の寄贈 [大学教育]

 6月11日に、私の著書の一部を4冊精華女子短期大学の図書館に寄贈しました。オープンキャンパスの開催に関連して、スライドの作り方や説明法について教えたかったからです。
 一部のクラスでは、学長講話という形で大学での学び方について教えることができました。しかし、それ以上に時間を講義に費やす訳にはいきません。
 幸い、私はいろいろな内容の講義を行ってきたので、それに必要な教科書等を自費出版しています。今回は、必要と思われる4冊に絞って各2部を寄贈することにしました。
 まず選んだのは、「リーダー教育と科学者教育」です。この本は、九州大学の大学院の学生を対象に、同名の講義を行うための教科書として作成したものです。
 受講生に安価で供給するため、プライベート出版と自称している特殊な方式で作成しています。私の原稿を直接印刷会社に渡して印刷製本を行います。
 その結果、A5版で200ページを超える本を、作成実費に相当する500円で配布することが可能になりました。
 しかし、一般の書店では入手できないという難点があります。そこで、図書館に寄贈して学生たちが自由に見ることができるようにしました。
 その理由は、この本の第9章の「講演の技術」に、スライドの作成法と原稿の作り方について詳しく解説しているからです。
 2冊目は、「21世紀の食品開発」です。これは、ある企業で講演した原稿に手を加えたものです。しかし、表題に使った第1章のみでは66ページにしかなりませんでした。
 そこで、「リーダー教育と科学者教育」の第9章と第10章「論文の書き方」を追加し、第2章「知の活用」を新たに作成し、A5版で124ページの本に仕上げました。
 これがプライベート出版の大きな利点です。著作権を手元に残しているので、原稿の再利用を簡単に行うことができます。
 この本も、修士課程の学生の講義に教科書として利用していました。まで、企業での講演にも使ったことがあります。
 学長の著書を現場に押し付けたくはないので、寄贈部数は各2部に抑えました。今回の寄贈の目的は、スライドの作り方を教えることにあります。閲覧希望者が多かった場合でも、合わせて4部あれば足りると思います。
 ついでに、「大学でどう学ぶのか」を寄贈することにしました。これは、九州大学の教育担当副学長時代に執筆して地元出版社から出版したものです。
 したがって、書店で購入することが出来ますが、定価(1500円+税)で購入する必要があります。精華の学生にとって有用な情報があるかもしれないので、寄贈することにしました。
 4冊目は、「食と健康の辞典」です。私の専門分野は、「食と健康」です。九州大学では、「食糧化学」と「食糧製造化学」を教えていましたが、主として教えていたのは食品機能学です。
 講義は自著でやった方が教育効果が高いので、「食と健康データブック」を作成して講義に使っていました。
 この教科書は、A4版で200ページを超える本ですが、プライベート出版物なので1冊1000円で配布することができました。
 この教科書は、講義以外にも使ってきたので手持ちの在庫がほとんどありません。そこで、参考書として使ってきた「食と健康の辞典」を寄贈することにしました。
 この本には、教科書に書くことのできない各種情報を簡潔に記載しています。健康相談を受けるオペレーターにとって使い勝手が良いということで、大量に購入してもらったことがあります。
 本学の食物栄養専攻の学生の参考書として役にたつかもしれないので、寄贈リストに加えました。
 これ以外にも、いろいろな本を書いていますが、そのすべてを押し付けるつもりはありません。読みたい人がいなければ、邪魔になるだけですから。
 私の出版物の目次は、ブログ「山田耕路資料館」で見ることができます。学長室に見本を置いているので、見たい人は学長室に遊びに来て下さい。
 翌朝、図書館から寄贈本受け入れのメールが届いていました。すぐに閲覧可能にしてくれたようです。また、私が出版社から出した専門書3冊を所蔵しているとのことでした。
 「食品成分早わかりデータブック」(丸善)、「食品成分のはたらき」(朝倉書店)、「食品成分の機能と化学」(アイピーシー)の3冊です。
 これらの本は市場で入手できるので、手持ち在庫はありません。図書館で閲覧して下さい。
 この情報は、できる限り早く知らせる必要があったので、順番を大幅に繰り上げて投稿することにしました。
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1961)読書の効能 [大学教育]

 5月9日に、精華女子短期大学の図書館だよりの巻頭言の執筆を頼まれました。字数は600字程度で、原稿の締め切りは6月26日です。7月号に使われる予定です。
 この程度の量であれば、簡単に仕上げることができます。仕事の区切りがついたところで執筆にかかり、その日のうちに書き上げました。
 いつもの通り、一晩原稿を寝かせて見直しました。しかし、この程度の文章量では修正箇所も見つかりませんでした。そこで、この仕事を頭から消し去るため、翌日に原稿を送ってしまいました。
 ブログの末尾にその原稿を掲載しましたが、600字の制限があるので書きたい情報をすべて取り入れることができませんでした。そこで、ブログを用いて追加の情報を書き込むことにしました。
 図書館だよりには、読書と日記を通じたアクティブラーニングの効能について書きました。私の性格は強いられることを嫌うので、この方式でなければ能力を伸ばすことができなかったようです。
 考えることは好きですが、暗記させられるのは大嫌いでした。歴史や地理で年号や地名を暗記させられるのうんざりでした。化学も暗記すべき情報が多すぎるので、授業は好きになれませんでした。
 しかし、歴史や科学に関する本を読むのは好きだったので、その弱点が露呈することはありませんでした。授業に出てくる前にこれらの科目に関する情報に接していたので、暗記する必要はありませんでしたから。
 非常に好奇心の強い性格だったので、さまざまな分野の本を手当たり次第に読んでいきました。野球の練習に多くの時間を費やしていたので、本を読む速度は非常に速かったようです。
 小学校までは図書館で借りた本を読んでいましたが、中学校に入った頃には読みたい本がほとんどなくなってしまいました。
 父の本や姉が購入した本も読みましたが、読みたい本は自分で調達することになりました。定価で購入するとすぐに小遣いがなくなってしまいます。そこで、中学校から古本屋を活用するようになりました。
 古本屋で売っている本は、時代の評価を潜り抜けてきた本です。内容的には良質のものが多く、それを安く手に入れることができます。それ以降は、ほとんど新刊書を購入することがなくなってしまいました。
 安価で入手したといっても、自分の金で購入したものです。ほとんどの本が何らかの目的をもって購入しているので、捨てることができません。
 40歳を過ぎた頃だったと思いますが、とうとう本の置き場所がなくなり、捨てざるを得なくなりました。蔵書が2万冊を超えていたからです。
 単なる気晴らしで購入した本は、読み返すことはありません。そこで、娯楽用の本から捨てていきました。愛着のある本は、もう1回読み直して捨てました。
 それでも、重要な情報を含む本がかなり残ってしまいました。私の興味の対象が生計を得ている「食と健康」にとどまらず、さまざまな分野で仕事をしていたためです。
 最終的に選択したのは、電子化して残すことでした。電子化作業にかなりの時間を費やすことになりましたが、それによって読みたい本にいつでもどこでも接することができるようになりました。
 パソコンと携帯用ハードディスクがあれば、読みたい本を読むことができるようになりました。現在は、自宅と精華女子短期大学を往復すれば良いので、携帯用ハードディスクを持ち歩く必要がなくなりました。
 しかし、熊本市の崇城大学で働いていた時は大学、アパート、自宅の3ヶ所で仕事をしていました。この時は大容量USBメモリに収めた書籍が大いに役に立ちました。

図書館だより巻頭言(精華女子短期大学学長 山田耕路)
 私は、読書と日記を通じて能力開発を行ってきました。読書を通じて、自分が経験することのできない世界について学ぶことができます。いろいろな分野の書物に接することにより、自分の世界を拡げることができます。また、解りやすく書かれた書物に接することにより表現力を高めることができます。知識を集積しても、人に解りやすく伝えることができなければ宝の持ち腐れです。解りやすい文章を書くためには、日記や日誌を書く習慣をつけることが効果的です。私は、小学校入学時に日記帳をプレゼントされ、60年間文章を書き続けたことにより表現力が向上しました。
 読書の習慣は、親の背中を見ることで身に着きました。家にたくさんの本があり、親が読書をしていれば、自然に子どもは本を読むことが好きになります。また、幼い頃に読み聞かせをすることも効果的です。読書好きの子どもたちは、あまり苦労をすることなく良い成績を取ることができます。自分の好きなことを自ら進んで行うことにより、知識の定着が大きく促進されるからです。これが、アクティブラーニングです。読書を通じて読解力や表現力が高まるので、国語の勉強をほとんどする必要がありません。理科や社会の知識も、教えられる前に知っていると、授業についていくことが容易になります。興味のある分野の解りやすい本を熟読することにより、自分の個性を伸ばすことができます。
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1960)解りやすい話 [大学教育]

 教育研究に携わる人間にとって、解りやすい話をすることができるようになることは非常に大事なことです。講義や講演は、受講者が理解して初めて意味を持ちますから。
 大学の専門課程で講義を行う場合は、受講生の知識レベルが比較的揃っているので、あまり苦労しなくとも学生の関心を引き付けることができます。
 しかし、低年次の学生や専門の異なる学生に対して講義を行う場合は、解りやすくするための工夫が必要です。専門的な話を、できる限り専門用語を使わず、やさしい言葉で話さなければなりません。
 だからといって、講義や講演のレベルを下げてはいけません。頼まれたからには期待されたレベルで教える必要があります。できる限り多くの受講者を満足させるように努力すべきです。
 私は、九州大学では3年生の前期に基礎的な必修講義を担当し、後期にアドバンス型の選択講義を担当していました。
 3年生ともなると、かなりの知識を蓄積しています。知識量もかなり揃っているので、専門分野の講義を行うにあたって大きな困難はありませんでした。
 しかし、1年生、他学科、他大学の学生に教える場合は、知識量がかなり少なくなります。解りやすく話さなければ講義の趣旨が伝わらなくなります。
 幸い、私の専門は食と健康です。専門用語を使わず、日常的な題材を使って説明することができるので、基礎的な分野を担当する先生より楽に講義を進めることができました。
 放送大学での講義や市民公開講演会で話す場合は、受講者の知識レベルに大きな開きがあるので、多くの受講者を満足させるためにはそれなりの工夫が必要です。
 外部から依頼された講義や講演は、行ってみなければ知識のレベルと嗜好性が解らないものです。そこで、少し幅広い話ができるように準備をして置き、話しながら受講生が好む話題を選ぶようにしています。
 学内での講義でもそうですが、興味のある話は学生は先生に顔を向けて話に聞きいっています。しかし、興味の薄い話や解り難い話をすると、うつむいてしまいます。
 受講者の反応を見ながら話題を選び、教え方を変えていくと、教育効果が上昇するものです。この努力を日常的に行っていくと、講義内容が改善され、解りやすい話をすることができるようになります。
 放送大学の対面授業では、20歳前後から70歳前後まで、幅広い年代層の受講者を教えることになります。知識レベルも、まったくの素人と退職した専門家が含まれており、大きな開きがあります。
 受講者の数が少ない場合は、質問を前提とした双方向授業を行うことにしています。基本的な説明を行った後、質問に答えることにより受講者が知りたいことを教えるようにしています。
 この場合、どのような質問が出てくるか予想がつきません。双方向授業を円滑に行うためには、多くの問題に対して自分の意見を持ち、解りやすく説明できるようにしておかなければなりません。
 質疑応答型の講義を行うようになったのは、学生に質問する習慣をつけさせたかったからです。人前で発言する習慣をつけなければ、学生たちを一人前にすることができないと考えたからです。
 この目的は、十分に達成されました。解らないことは臆せず尋ねる習慣を持たせることができ、情報発信力の高い学生を育てることができました。
 しかし、勉強が進んだのは私の方でした。さまざまな質問に答える必要があるので、講義の予習と復習で多くの知識を蓄積することができました。
 教員は多数の学生と付き合います。個別の情報交換では教員から学生に向かって流れる情報が多くなります。しかし、合計すると学生から教えられることの方が多くなります。私の教育能力の多くは、学生との情報交換のなかで獲得されたものです。
 解りやすい話ができるようになると、競争的資金の獲得が容易になることに気付きました。大型プロジェクトの採否を審査する場合、審査委員会が作られます。
 審査委員会は、かなり幅広い分野に属する提案を評価するので、委員の大部分は非専門家です。素人に解る話ができるようになると、提案に対する評価が跳ね上がることに気付きました。
 個々の案件については、必ず専門家が存在するように委員会のメンバーが選ばれています。専門家の意見は尊重されますが、票の重みは非専門家と変わりません。
 新しいプロジェクトを考案し、その支援を求める場合、素人にも解る申請書を書くことが必要です。大型プロジェクトでは、ヒアリングによる審査が行われますが、解りやすい話をすることができなければ採択される確率が大きく低下するものです。
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1959)オープンキャンパス [大学教育]

 オープンキャンパス(OC)とは、大学等の構内を一般向けに開放することです。特に、入学を目指す高校生を対象にしています。
 OCは、1990年代に入って盛んに行われるようになりました。少子化が進行し、大学や専門学校では定員の確保が重要な課題になってきたからです。
 定員確保は、私立大学にとっては至上の命題です。そのため、OCに力を入れている大学が多いようです。
 九州大学時代は、OCとは無縁の生活を送っていました。しかし、次に勤務した崇城大学ではOCに関与するようになりました。
 高校生向けの模擬授業を行ったこともありますし、学部長としてOCのやり方について指導を行ってきました。
 というのは、必ずしも適切な情報発信が行われていなかったからです。OCの対象者は、高校生とその家族です。受験予定の子どもが長子の場合、大学等に関する予備知識はありません。
 大学の先生の本務は教育です。しかし、素人に対して解りやすく話すことのできる先生は少ないものです。その結果、高校生と家族にとっては解り難い話を聞かされることになっていました。
 OCでは、大学生活を円滑に送るための必要最低限の情報を解りやすく伝えることが最も重要なのです。
 真面目な先生程、すべての情報をきちんと伝えようとします。しかし、素人にとっては情報が増えるにつれて頭が混乱し、必要な情報を受け取ることが困難になっていきます。
 大学の特長を表す重要な情報に絞り、丁寧に説明することが重要なのです。
 高校生にとって重要なことの一つは、その大学で楽しく過ごすことができるか否かです。それを知る有効な方法は、在学生の姿を見ることです。
 どの大学でも、OCの運営に在校生を起用しています。在校生が楽しそうに世話をしているのを見れば、そこを受けたくなるものです。
 今年の4月から、精華女子短期大学で学長業務に就きましたが、ここでもOCが重要な業務の一つになっています。
 学長が直接行う仕事はありませんが、準備状況を把握しておく必要があります。そこで、OCのリハーサルを見に行きました。
 その中に、学生たちが説明する時間がかなり取られていましたが、慣れない仕事に緊張し、笑顔を見せるどころでは内容でした。
 OCで見せて欲しいものは、学生たちと教職員の明るい笑顔です。精華女子短期大学1学年の学生定員300名の小さな短期大学です。
 小さな所帯ですので、学生と先生の距離が近く、家庭的な雰囲気の強い大学です。OCでは、いつものなごやかな雰囲気を出して欲しいと思いました。
 学生たちにきちんとやらせようとすると緊張してしまいます。リハーサルを見て、学生たちの肩の力を抜く必要があると思いました。
 そこで、間違えても良いので、楽しく説明をするように頼みました。学生と教職員が楽し気に動いている姿を見せることが最大の宣伝効果をもたらすことになります。
 精華女子短期大学に赴任して驚いたことは、OCが6回も行われることです。6月9日(日)に第1回目が行われ、7月21日(日)、27日(土)、8月4日(日)、18日(日)、9月22日(日)にも開催されます。
 OCを成功させるためには学生の協力が不可欠です。しかし、資格付与型の短期大学では、学生たちは忙しい生活を送っています。OCに協力する余裕を持っている学生はそれ程多くはないのです。
 教職員にとっては仕事ですので、休日に毎回出てくるのは当たり前のことです。しかし、学生たちにそれだけの時間を費やさせるのはあまり好みません。
 6回のOCを現在の日程で行うべき理由があるのでしょうが、回数を少し減らすことができないものかと考えています。
 精華女子短期大学のOCで、もう一つ驚いたことがあります。午前のみの1部制と午前と午後の2回行う2部制は併用されていることです。崇城大学では、午前から午後にかけて行う1部制が7月と8月に行われていました。
 午前の部は9時30分に受付が始まり、10時に開始されます。午後の部は12時30分に受付が始まり、13時30分に開始されます。6月9日(日)、7月27日(土)、9月22日(日)が午前のみで、それ以外は2部制です。
 精華女子短期大学は、JR南福岡駅から徒歩12分の場所にあります。西鉄天神大牟田線の雑餉隈駅も同様な距離にありますが、間違いなくたどり着いてくれるとは限りません。
 そこで、この2つの駅の近くのコンビニもしくはスーパーにシャトルバスを出すようにしています。9時以降、ほぼ20分おきに出発するので、それを利用すれば良いでしょう。
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1958)政治のあり方 [社会]

 日本の政治の基本的な形は中央集権型の官僚政治です。有能な政治家はほとんど見当たらず、官僚が作成した案に沿って政治が行われています。
 官僚政治は、画一的で安定した社会を運営する場合は効果的です。しかし、変化の激しい時代には流れに乗りにくい制度です。
 現代の日本は先進国の仲間に入り、成熟の時代を迎えています。なんとか生きていくことはできるので、国民の指向性は非常に多様化しています。
 多様化した集団の要求を中央集権型の官僚政治で対処するのは非常に困難になっていると思います。実際に起こっていることは、強者の支援が主として行われ、弱者は切り捨てられつつあります。
 貧富の格差が増大し、貧困家庭が増加しつつあります。その結果、国民の購買力が低下し、内需の縮小をもたらしています。支援が必要な家庭が増加すると財政支出が増加し、財政悪化を後押しすることになっています。
 外需拡大を目指し、大企業を支援する現政権では、わが国を長期不況から脱出させることはできないだろうと考えています。
 もっとも、政治を任せることのできる野党も存在しないので、八方塞がりの状態です。まともな政治家、まともな政党が現れないものかと心待ちにしているところです。
 この状況を改善するためには、地方分権を推進することが最も効果的であると考えています。中央政権には、外交、軍備などの共通の仕事を残し、内政については地方に引き渡すべきであると考えています。
 アメリカ合衆国に近い制度を取ることにより、税金の無駄使いを大幅に減らすことができると思っています。税金は地方で集め、地方のために使います。その一部を国に納め、国防にあたってもらいます。
 補助金を獲得するための陳情に税金を使う必要がなくなるので、行政により多くの資金を投入することができるようになります。地方で集めた税金を地方で使うことが出来るとなれば、無駄使いも減ることになるでしょう。
 もっとも、地方官僚に全幅の信頼を寄せることはできないので、税金の支出をガラス張りにする必要があるでしょう。
 現在の膨大な国費の支出状況をすべて公開することはできませんが、公開する自治体のサイズを適正化することにより公開の経費と手間を抑えることが出来るでしょう。
 税金の無駄使いを防ぐため、それ以上の経費を使うことは馬鹿げていますから。
 日本では、地方分権の推進や道州制の導入はずいぶん前から議論されていますが、それが実現する気配はありません。それは当然のことで、中央官僚にとって好ましくない提案がなされるわけがないからです。
 このような改革を行うためには、政治家の強いリーダーシップが必要なのですが、そのような政治家がいないのが悩みの種です。
 私が地方分権を好む理由の一つは財政悪化を改善するためですが、もう一つは文化の拠点を増やすことにあります。
 現代のような多様化した時代には、地方の自由度を高めることによりそれぞれの地点で文化を育む必要があると考えています。
 それによって、各地の住民の満足度を高めることができます。また、複数の文化を維持することにより、どのような国際政治の変化にも対応することのできる、柔軟性の高い国を創ることができます。
 このような国を創るためには、個性にあふれた人材を数多く育てる必要があります。私の教育目的は個々の学生の個性を伸ばすことです。
 昔は、教育現場への中央官僚の介入が少なかったので、個性伸長教育に支障はありませんでした。しかし、最近は教育の自由が大きく制限されるようになりました。
 個性身長教育、アクティブラーニングの推進、創造性涵養教育などが強く意識されるようになったのは良いことですが、そのやり方に枠がはめられるようになってきました。
 学生の個性は人それぞれで、各人の個性を伸ばすためにはそれぞれ異なる対応が必要です。画一的なやり方で個性伸長教育を行うことはできません。
 このような要求がなされる理由は、中央集権型の画一的指導が行われるからです。教育面で地方の個性が容認されるようにならなければ、独自の文化を発展させることはできないものです。
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1957)ノウハウを大切に [社会]

 わが国では20年以上にわたって長期不況が続いています。その過程で、貧富の格差が拡大し、生活困難家庭が増えてきました。
 長期不況の原因として、バブルの崩壊や消費税の増税などがあげられています。しかし、これらの原因は部分的に影響したにすぎないと考えています。
 私は、日本の産業構造が成長の停止をもたらし、長期不況の脱出を困難にしたものと考えています。先進国の技術を導入し、それを効率的に利用し、高品質の製品を大量生産することを可能にしたのが、わが国の高度成長を可能にしました。
 しかし、これは後進国の成長パターンです。価値を創造して世界経済に貢献するのが先進国のあるべき姿ですが、先進国型の産業構造に脱皮することができなかったのが長期不況をもたらしたと考えています。
 高度成長の過程で、わが国でもさまざまな技術開発が行われました。それを担ったのは、高度な技術を有する職人たちです。そのノウハウとして蓄積され、産業の発展に大きく貢献してきました。
 しかし、数値制御機械に職人の技を利用した後、職人の優遇を停止してしまいました。これがわが国の生産技術の進展を停止させ、後進国に追いつかれる原因を作ったものと思います。
 数値制御機械は、購入することができます。それを使って生産するのであれば、人件費の安い後進国で作った方が安上がりです。
 わが国で生産した製品が高い付加価値を持っていなければ、競争に負けることは目に見えています。職人の評価を高め、かれらのノウハウの蓄積を再開しなければ、不況を脱出することはできないでしょう。
 幸い、中小企業には高い能力を有する職人たちが生き残っています。世界で独占的なシェアを維持している中小企業がまだ残っていますから。
 今、職人重視の産業政策に切り替えることが出来なければ、わが国は日の沈む国になってしまいます。
 先進国では、高い賃金を支払う必要があるため、製造業の競争力を保つことが困難です。後進国では作ることのできない製品を創る必要があります。
 これを可能にしているのがドイツの産業政策です。マイスター制度により、職人が高く評価されているので、若いころから技術者として道を歩み始めることができます。
 わが国が苦手であるのは、独創的な人材の育成です。和をもって貴しとするのは良いのですが、優れた人材を優遇することができないのが問題です。
 職人の評価を高めるとともに、独創的人材を評価する文化を創らなければならないと思います。さらに言えば、両者が協力して新しい世界を切り開くシステムを創る必要があります。
 新しいアイデアや技術は特許で守ることはできますが、それだけで独走することはできません。価値の高いものほど、それを模倣する努力が行われるからです。
 しかし、蓄積されたノウハウを完全に模倣することは困難です。最終生産物である製品を通じて一部の技術を模倣することができても、それが可能になった頃には新しいノウハウが使われるようになりますから。
 すなわち、強くあり続けるためにはノウハウの蓄積が最も効果的であると思います。その理由は解らないが、あの製品が最も優れていると言わせるのが生産技術者の最も重要な仕事なのです。
 ノウハウの大切さは、製造業に限られているわけではありません。サービス業でもその威力は大きいものです。教育の世界でも同じことです。私は精華女子大学に私のノウハウをすべて伝え、強い大学に育てようとしています。
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1956)免許更新 [生活]

 自動車の運転免許の更新は、誕生日の1ヶ月前から1ヶ月後の2ヶ月間にわたって行うことができます。私の更新年は今年なので、5月13日に運転免許試験場に赴きました。
 この日は月曜日なので、私の研修日にあたっています。研修日に仕事を休むことはありませんが、私用を済ませる場合は月曜日を使うつもりです。
 受付は、8時30分から開始されます。そこで、この時間を少し過ぎた時刻に福岡市の運転免許試験場に到着するようにしました。
 博多駅からバスで行っても良かったのですが、試験場から精華に行く便がありません。更新を済ませて勤務に就くつもりだったので、車で行くことにしました。
 この時間帯は渋滞するので、珍しく都市高速を利用しました。さすがに、香椎入口から野多目出口まで20分弱で到着し、自宅から試験場への所要時間は約50分でした。
 この時刻に到着すると、入口に近い駐車場はすでに満車になっていました。しかし、奥の駐車場にはかなりの空きがあり、楽に車を停めることができました。
 1階の申込フロアーにはあまり人は並んでいませんでした。多くの人は早めに試験場に到着し、すでに手続きを終えていたようです。
 申込書に必要事項を記入し、印紙代を支払い、視力検査を受け、写真撮影を済ませて一般講習の会場に向かいました。
 これらの手続きは円滑化されており、ほとんど待たされることはありませんでした。8時49分に到着し、トイレを済ませましたが、9時からの講習に間に合うことができました。
 講習時間は、5年間無事故無違反の優良運転者は30分間、一般の運転者は1時間です。私は、数年前に進入禁止の道路に入ってしまったため、今年は1時間の一般講習を受ける必要がありました。
 おかげで、30分の講習では知らされなかった法令の改正についてかなりの情報を得ることができました。前回の更新は3年前の平成28年でしたが、平成25年から26年にかけて行われたいくつかの法改正を知りませんでした。
 今回は、優良運転者に復帰することができ、5年間有効の免許証を受け取ることができました。今年で68歳になり、5年後には73歳になるので、次回は高齢者講習を受けることになります。
 高齢者講習では実技試験も行われるので、試験場に予約して2時間の講習を受けなければならないようです。75歳以上になると、認知症の検査が入るので、講習時間が3時間に延びます。
 5年間有効の免許証を受け取ることはできましたが、30分の講習で更新できる機会は無くなったようです。もっとも、5年後ともなると免許の更新自体を考え直す時期に来ているかもしれません。
 現在、JRの快速停車駅に近い場所に住んでおり、買物や病院への通院にもあまり不便はありません。帰省してくる子どもたちのためにも7人乗りの車を維持していますが、5年後には運転を諦めているかもしれません。
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1955)ペルソナ [仕事の進め方]

 ペルソナとは、ラテン語で仮面を意味する言葉です。ある日、仮面に関するブログを書こうと思ったのですが、その際ペルソナという題名の古い映画があったことを思い出しました。
 そこで、どのような映画だったのかをネットで調べることにしました。インターネットは、このような情報の取得には非常に便利なものです。
 深い知識を求めるのでなければ、必要な情報を集めることができます。ただし、ネット情報は玉石混交なので、正確な知識を選びだすためには眼力を高める必要があります。
 ペルソナについて検索して驚いたことは、望む情報をまったく得られなかったことです。間の悪いことに、同名の人気ゲームがあり、さらに悪いことにアニメ化されていました。
 ネット上ではそれに関する情報しか得ることができなかったので、古い映画に関する昔話を入れることはできませんでした。
 さて、本題に入ります。人は皆、何らかの仮面を被って生活しています。ありのままの性格をそのまま出してしまうと、円滑な社会生活を送ることができなくなるからです。
 人は、それぞれ長所と短所を持っています。長所をひけらかすと嫌われます。短所を開放してしまうと、さらに嫌われます。
 何らかの形で周囲に対する思いやりを示さなければ、人間関係を維持することが困難になるのです。
 以前のブログにも書きましたが、私は非常にわがままな性格です。自分の好きなことを一人でやっている時が最も幸せな時間です。
 規律に服することが苦手で、人に合わせることを苦痛に感じます。人見知りが激しいので、知らない人と話すのは苦手ですし、人前で話すのはさらに苦手です。
 しかし、教えることは好きだったので、あまり向いているとは思えない教育研究者をいう道を選んでしましました。
 講義や講演は嫌いですし、入学式や卒業式に出席するのは御免被りたいというのが本音です。しかし、仕事となれば本音を出すわけにはいきません。仮面を被って仕事をすることになります。
 若い頃は、仮面を被って仕事をすることに苦痛を感じていましたが、馬齢を重ねるにつれて次第に慣れてきました。仮面の姿がそれらしく見えるようになってきました。
 面白いもので、自分の得意な技術はあまり向上しないものです。問題意識が低いせいか、改善点を容易に見つけることができないからでしょう。
 しかし、短所を改善する技術は急速に上達していくようです。ゼロからの出発ですから、伸び率が高くなります。そうなると、改善意欲が高まります。
 それによって、嫌いなことを上手にやることができるようになるので、不安感が少なくなり、達成感は高まっていく生活を送ってきました。
 現在では、自分の能力の使い方が良く解ってきたので、長所と短所の区別もあまりつかなくなってきました。仮面に付随した能力を自由に使うことができるようになったので、仮面を被っているという意識がほとんどなくなっているのが現状です。
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1954)東京日帰り出張 [旅行]

 5月17日の金曜日に、久しぶりにハードスケジュールの東京日帰り出張を行いました。九段下のホテルで開催される日本短期大学協会春季定期総会に出席するためです。
 開始時刻は10時30分なので、始発便に乗れば余裕をもって会場に着くことができます。会議が17時まで続き、17時15分から情報交換会が開催されます。
 翌日の土曜日は、9時から体育祭、9時30分から後援会評議員会、10時30分から総会が開催されます。そのすべてで、冒頭に学長挨拶を行う必要があります。
 それがなければ、情報交換会に最後まで出席し、1泊して帰るところです。しかし、その日のうちに福岡に帰らなければなりません。情報交換会の途中で退席して帰路に就くことになりました。
 理事長が私にこの会議への出席を求めた理由は、できる限り早く知人に新任の学長を紹介したかったからです。一部の方とは会議の合間を縫って名刺の交換を行うことができました。
 しかし、すべての人と顔を合わせることはできなかったので、情報交換会への出席が不可欠になってしまいました。
 九段下から羽田への移動は、東西線と都営浅草線を乗り継げば良いので、簡単かつ速やかに行うことができます。搭乗までにかなりの時間的余裕があったので、羽田空港で夕食を済ませることができました。
 福岡空港と羽田空港の間を移動するにあたって困ることは、ほとんどの場合飛行機の到着が遅れることです。どちらも混雑がひどい空港なので、常に離陸待ちと着陸待ちの時間が入り込んできます。
 始発便は出発待ちのみなので、あまり遅れは生じません。着陸待ちで若干遅れが生じる程度です。しかし、次第に遅れがひどくなっていきます。
 搭乗便の到着が遅れると、出発時の離陸待ちの時間が長くなり、着陸もより長い時間待たされることが多くなります。
 仕事を終えて帰ってくるときは疲れがひどくなるだけですが、仕事に出ていくときに予想以上に遅れるのは困ります。
 一度、会議の開始時刻に遅れたことがあり、それ以降は一つ早い便を予約するようになりました。時刻を早めた分、空港で無駄な時間を過ごすことになるので、業務効率が低下することになります。
 今回も、最終便の福岡到着がかなり遅れてしまいました。最終便で帰ってきた場合、地下鉄とJRを使って帰る気になりません。
 乗車のための待ち時間が必要ですし、自宅まで10分程度歩く必要があります。このような時は車を使って出張します。空港外の駐車場に着くのに10分程度歩く必要はありますが、自宅の駐車場に直接乗り入れることができますから。
 交通費も、車を使った方が少し安くなります。JRと地下鉄を使うと往復で1080円かかりますが、駐車料金は1000円で済みますから。
 ガソリン代を加えると車を使った方が高くなり、空港の駐車場を使うと駐車料が跳ね上がるので、最も近い外部駐車場を使うようにしています。
 車を使う最大の理由は、待ち時間がないからです。私は、元々待たされることが嫌いな性格です。年を取るにつれて少しずつ気長になってきましたが、待つ必要がなければそれに越したことはありません。
 この日は、到着が20分程遅れ、22時に飛行機を降りました。自宅に着いた時は、22時40分頃になっていました。就寝したのは、24時近くになっていました。
 バイオリズムはなかなか変わらないもので、翌日も4時に目を覚ましました。大学に9時前に確実に到着するためには7時前に自宅を出るのが得策です。
 幹線道路を通って通勤しているので、朝の時間帯は到着まで1時間以上かかります。土曜日の朝はもっと早く着くことが出来る筈ですが、学長が遅れるわけにはいきません。
 結局、6時に朝食を摂り、6時30分頃自宅を出発し、7時過ぎに大学に着くことができました。この日は、朝から雨が降っており、体育祭は室内で行う雨天用プログラムになってしまいました。
 大学に早く着くことが出来たので、いつもであれば自宅で行っている情報整理を大学でゆっくり行うことができました。
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1953)自宅の仕事場 [生活]

 この3月迄、熊本市の崇城大学で勤務していました。その頃は、崇城大学の教授室、熊本市のアパート、福岡市の自宅の3ヶ所で仕事をしていました。
 最も設備が整っていたのは熊本市のアパートです。職場では事務的な仕事の処理を中心に行い、頭を使う創造的な仕事は自宅で行うようにしているからです。
 アパートに最も高性能のプリンタを設置し、資料をたくさん運び込んでいました。教授室にもかなりの資料を置いていました。
 4月からは精華女子短期大学の学長に就任したので、熊本に置いていた機材と資料は福岡市の自宅に運び込まれました。
 精華の学長室では学長業務に徹するつもりなので、資料の運び込みは必要最低限にとどめています。そのため、福岡市の自宅にかなりの量の機材と資料を置く必要が生じました。
 これからは、福岡市の自宅が創造的作業の中心になります。3月の下旬に引っ越しを済ませ、それ以降は自宅の仕事場の整備を行ってきました。
 持ち帰った2台のプリンタは設置場所が決まり、現在は4台のプリンタが自宅で稼働しています。パソコン作業は以前から使用している場所で十分に行うことができます。
 不足しているのは、資料を拡げて執筆作業を行う仕事スペースです。これまでは、福岡市の自宅は週末に必要最低限の作業を行うのに使っていたので、そのスペースを確保する必要はありませんでした。
 週末は、居間に設置した90x180 cmの食卓ですべての作業を行っていました。その横にプリンタやパソコンを設置する台を置き、テレビを見ながら仕事をしていました。
 居間は、家内と一緒に使用しています。4月から末の娘を一緒に住むことができるようになったので、ここには3人分のスペースを確保する必要があります。
 そうなると、自宅の作業場を新たに作る必要があります。空いている場所は客間しかありません。ここを、応接間兼仕事場に仕上げることにしました。
 すでに、この部屋に本棚を集中し、すべての資料を配架できるようにしました。客間は和室で、90 x 180 cmの応接台がありますが、これは仕事場向きではありません。
 歳をとったので、長時間床に座り続けることはできませんから。そこで、居間で使ってきた食卓を客間に移して作業台兼応接台にしたいと思いました。
 この食卓は、居間に置くには若干大きすぎたので、客間に出した方が良さそうです。居間には、80 x 150 cmのテーブルを新たに購入した方が使い勝手が良くなります。
 そこで、適当な大きさのテーブルを探しに行きました。自宅の周辺の家具屋やDIYショップに展示されているのは食卓のセットが主流で、このサイズの食卓は3万円前後で売られています。
 台所には同じサイズの食卓があるので、居間にも食卓を置く必要はありません。このサイズの会議用テーブルがあれば良いのですが、自宅の周辺ではそれを見ることはできないようです。
 オフィス製品を扱っている店を1軒知っていますが、それほど大きな店ではないので、いろいろなテーブルを展示しているとは思えません。おそらく、カタログ注文をすることになるのでしょう。
 そうであれば、ネットを使って注文した方が良さそうです。ネット上で、製品の写真を見ながら注文することができるので、その場で家内と相談することもできますから。
 結局、幅150 cm、奥行750 cm、高さ720 cmの会議用テーブルが最適であるという結論になりました。色は3色あり、ダークブラウンを選びました。
 価格は14904円で、送料は無料です。食卓のほぼ半額の価格です。注文はAmazonで行いましたが、ここには2388円分のポイントが溜まっていたので、それを使うことにしました。
 最終的に、支払額は12516円で済みました。支払額の2%はポイントとして残るので、もう少し安く買えることになります。
 Amazonは、スポーツウォッチを購入する際に利用を開始しました。これも、周辺の店では気に入った製品を選ぶことができませんでした。
 手近な場所で実物を見ることが出来る場合は実物で使い勝手を確認していますが、物によってはネット販売が便利なことが解ってきました。
 びっくりしたことに、5月12日に注文したテーブルが14日には配達されました。その時家内は外出しており、受け取ることができませんでした。
 この日は再配達ができなかったので、15日に受け取ることができました。14日の朝に受け取った発送連絡のメールでは配達予定日は16~17日でした。まさか、その日のうちに届くとは思いもよりませんでした。おそらく、近くに在庫があったのでしょう。
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1952)車検 [生活]

 4月28日の日曜日に愛車の5年目の車検を行いました。5年前にハイブリッドノアを新車で購入し、3年後に初回の車検を行いました。今回は、2回目の車検です。
 車検そのものは簡単に終わります。休日に実施できますし、所要時間は1時間から2時間程度です。車を持ち込み、作業が終わるまで待ち、受け取って帰るだけです。
 車検証の発行は、平日に行われるので、後日取りに行くことになります。今回は、1時間半で点検が終了しました。
 まだ乗り始めて5年目で、問題は生じていません。交換されたのは、定期点検でも実施しているオイル、フィルター、ワイパーブレードのラバーのみでした。
 タイヤのローテーションも行われていましたが、実施余栄であったブレーキパッドの交換は行われませんでした。12mm中、8mmも残っていたからです。2年後も交換する必要はないそうです。
 折角ハイブリッド車を購入したのですから、エコ運転を心がけています。急発進をしないだけでなく、ブレーキはあまり使いません。その結果、パッドの摩耗が少なくなっているようです。
 この車は、購入時にボディコーティングを実施していました。おかげで、車体の汚れがほとんど目立たず、定期点検時に洗車してもらうだけで済んでいました。
 そろそろコーティングの効果が無くなるということで、再度実施することになりました。問題は、その作業に丸1日かかることです。
 ディーラーに車を1日預ける必要がありますが、週末はその余裕がありません。買い物等を済ませる必要があり、丸1日預けることは困難です。
 車検は、10連休に入ったばかりの28日に終えることができましたが、すでに業者が休みに入っており、予約を入れることができません。ディーラーに実施可能日を教え、5月7日に予約を入れることにしました。
 業者と私の希望日が合った最初の日は5月10日でした。そこで、この日にコーティングを行ってもらうことにしました。
 朝車を預け、夕方受取に行けば良いのですが、ディーラーが10時にならないと開かないのが困りものです。そこで、前日の夜に預けに行きたいと思いました。
 しかし、9日の午後はかなり遅くまで仕事があり、車を預けに行く暇がありませんでした。やむなく、10日の朝車を預けに行き、大学に向かいました。
 大学に着いたのは11時を過ぎていましたが、すぐに仕事に入り、15時までにはやるべき仕事がすべて終わってしまいました。
 17時には車を受け取ることができるというので、早めに大学を出て17時過ぎにディーラーに着きました。ところが、作業の終了が遅れて40分程待たされてしまいました。
 作業が遅れていることを知らせに来ることもなく、どの程度待てば良いのか教えてくれません。やむなく、終了予定を尋ねに行きました。
 その結果、作業を急がせることになったようです。10分足らずで支払が終了し、車を受け取ることができました。
 しかし、客商売では客にこのようなことをさせるべきではありません。客が不満を感じる前に行動を起こすのが鉄則です。
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1951)アフターケア [大学教育]

 私が九州大学の助手に採用されて37年が経過しました。その後、崇城大学を経由して、精華女子短期大学の学長に就任しました。
 私の専門は食品機能学ですが、幅広い知識を獲得してきたので、学生たちにも幅広い知識を与えてきました。専門教育の題材を使って、人間力の向上を図ってきました。
 その理由は、大学が社会に出るための準備を完了する最後の機会であるからです。大学の教育は座学が中心なので、基礎的な知識を与えることができますが、実践力の強化を行う機会はあまりありません。
 しかし、研究室に入ると研究テーマを材料に個別指導を行うことができるので、実践力の強化をかなり進めることができました。
 しかし、社会的な能力の向上を完遂させることはできません。この能力は、就職先でのオンザジョブトレーニングで付与するしかないからです。
 このトレーニングでは、仕事のやり方については学ぶことができますが、人間力の向上をもたらすとは限りません。そこで、卒業生との連絡は可能な限り密にし、アフターケアを行うことができるようにしてきました。
 いろいろな機会で卒業生に会うことができるので、その際に相談に乗ることができます。また、メールや電話で相談を受け、問題解決を手伝ったことがあります。
 しかし、ほとんどの卒業生は自力で問題を解決し、成長していきます。久しぶりに会った時、すでに解決した問題に関する苦労話を聞かされることがありました。
 その際、他の卒業生が苦労していることを聞かされることもありました。なんとか自分で解決しようとしているのですから、口を出す必要はありません。
 しかし、問題解決に寄与する情報は与えてやりたいと思いました。その対象は卒業生だけではありません。在学生、教職員、付き合っている社会人も対象でした。
 これが、2006年にブログを書き始めた理由です。当時、九州大学で教育担当理事副学長に任命され、多様な問題の解決に苦労しているところでした。
 副学長命令を出すことのできる相手は限られていますし、その効果はあまり期待することができません。
 しかし、ブログであれば私の考えを多くの人に知らせることができ、一部の人はその情報を利用してくれるのではないかと考えました。
 実際、ブログ情報はかなり役に立ったようです。大学内ではブログ情報に準拠した提案が出てくるようになりましたし、他大学の教員からお礼を言われたこともあります。
 九州大学では副学長止まりでしたし、崇城大学では学部長として勤務していました。大学の代表者ではないので、ブログを公式情報の発信には利用しませんでした。
 しかし、精華女子短期大学では学長として行動する必要があるので、ブログによる情報発信も公的なものにならざるをえません。そこで、理事長の了解を得て、大学のホームページにリンクを張ってもらうことにしました。
 在学生とその親、高校教諭、高校生とその親に有益な情報を伝えるためです。また、卒業生のアフターケアの充実に利用したいと思っています。精華では、卒業生の支援をこれまでより強化したいと考えているからです。
 女性がはたらき続けるためには、多くの困難に打ち勝つ必要があります。結婚後の出産と子育ての作業の大部分は女性しかやることのできないものです。
 精華では、さまざまな職種で利用できる多様な資格を与えており、ほとんどすべての卒業生が専門を生かすことのできる職に就いています。
 しかし、出産と子育ての時期がやってくると仕事を辞めざるを得ない状況が生じます。一度辞めると、同じ職に復帰することができない場合もあります。
 それ以外にも、女性の就業を妨げる社会的要因が残っています。これらの問題を解決する手伝いをしなければ、女性にとって住みやすい世界を創ることはできないと思います。
 社会で活躍したいと思っているけれども、何らかの障害を克服できない人は相談しに来てください。私は、これまでさまざまな問題の解決にあたってきたので、お役に立つことができると思います。
 先輩たちが生き生きと働いている姿を見せることができれば、在学生に将来の夢を与えることができます。その手伝いをするのが学長の重要な役割の一つであると考えています。
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1950)MARKis福岡ももち [生活]

 5月4日は、ホークス対オリックス戦の観戦に出かけました。この日は、娘の体調が悪かったため、福岡市東保健所に寄っていく必要がありました。当然、車で出かけることになりました。
 以前に車で出かけたことがあり、3人分の交通費を考えればそれ程高くはないと考えていました。それより、試合が終わって駐車場を出る時の渋滞が気になっていました。
 しかし、球場の駐車場には停めることができませんでした。9時30分頃東保健所に着き、10時過ぎにはそこを出ることができました。
 試合開始は14時で、10時30分頃には到着することができました。しかし、すでに満車になっていました。そこで、家内と娘を降ろして隣接するショッピングモール「MARKis福岡ももち」の駐車場に回りました。
 ここも、第1駐車場はすでに満車になっていました。第2駐車場は空きがあったので、そちらに回りました。
 第2駐車場は8階建てだったと思いますが、すでに5階まで満車になっていました。空きのあった6階を飛ばして7階に行きましたが、ほとんど車は停まっておらす、好きな場所に停めることができました。
 家内たちと落ち合い、12時の開場まで買い物などで時間をつぶし、14時開始の野球を楽しみました。この日はエース級の千賀の登板で、初回に先制点をあげることもでき、優位に試合を進めることができました。
 最終的には4-0で勝利し、17時過ぎに球場を出ることができました。MARKisの駐車場から車を出すのにかなり時間がかかりそうです。自宅に帰りつくのは18時を大きく回った頃になりそうです。
 それから夕食の支度をさせるのは可哀そうです。そのつもりで出かけてはいたのですが、外食することにしました。
 MARKisは、昨年の11月にオープンした施設です。まだ、ここで食事や買い物をしたことがありません。ここで食事をすれば、駐車料金の割引も行われます。
 問題は、簡単に席をとることができるか否かです。レストランは待っている人がいたのであきらめました。しかし、フードコートで席を確保することができたので、ここで夕食を摂ることにしました。
 駐車券の割引処理を行ってもらう必要があるので、注文は順番に行う必要があります。まず、私が「いっかく食堂」で注文し、娘に駐車券を渡しました。
 娘と家内は「ドライブイン鳥」でそれぞれ好みのメニューを注文しました。「いっかく食堂」の方が注文が多かった様で、家内たちの分が先に出来上がりました。
 すぐに私が注文した食事も出来上がったので、ほとんど同時に食べ終えることができました。いずれも税込みで1000円以下の値段で、結構充実した内容でした。
 駐車料金は30分150円で、イベントのある日は7000円の特別料金が付加されます。土・日・祝日は合わせて1000円以上の買い物で1時間分、3000円以上の買い物で2時間分が無料になります。3人の食事代が3000円に達しなかったので、割引額は1時間分300円でした。
 出庫までの時間は思った程長くはありませんでした。駐車スペースを出て10分強で出口を出ましたが、料金は9100円でした。3人で1日楽しんだので、この程度の追加出費は仕方のないことです。
 都市高速道路の百道浜入口まで若干渋滞しましたが、19時頃には帰宅することができました。ホークスは勝ちましたし、MARKisの使い勝手も解りました。充実した1日であったと言えそうです。
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1949)新しいレジシステム [社会]

 4月30日は平成最後の日でした。0のつく日はイオンのお客様サービスの日なので、娘も一緒に買い物に出かけました。
 家内がスポーツオーソリティ―で水着を見たいというので、30日になるまで待ってもらっていました。この日は、5%引きになるからです。
 娘が一緒に行く場合は、娘が運転手になります。私は助手席でナビゲーターを務めれば良いだけです。
 10時30分頃イオンに着きました。娘も水着を新調する気になっていましたが、2人とも気に入ったものがなく、購入には至りませんでした。
 しかし、その近くのBIBRE Geneで改装売り尽くしセールをやっていました。上等なバッグが半額で売られていたので、私も見て回りました。
 これまで使っていたバッグがかなり痛んでいたので、上等な3ウェイを買いたいと思っていました。車で通勤している場合は古いものでも十分ですが、仕事で持ち歩くには少し貧相になっていました。
 荷物が多い場合はリュックとして使いたいのですが、そうではない場合はリュックには見えないものを探していました。定価17000円の上等のバッグを半額で入手できたのでここまで来た甲斐がありました。
 娘も、通勤に使うことのできる品の良いリュックを2000円で入手することができました。おまけに5%引きだったので、さらに500円ほど節約することができました。
 ついでに、娘の衣類をGUで購入しました。ここで驚いたのが新しいレジシステムです。欲しいものを買い物かごに入れ、それをセルフレジの指定の場所に置けば商品の登録が終わります。
 画面で間違いがないかチェックした後、クレジットカードを通すと支払いを終えることができます。店員が介在する必要はまったくありません。
 アプリ会員になればこのシステムを使うことができます。このレジを使うと支払に定員が関与する必要がなくなるので、アプリ会員は低価格で商品を購入することができます。
 この方式を使うと、商品登録のミスを心配する必要はないようです。トライアルのレジカートはまれに商品の二重登録を行うことがあり、購入記録を確認しながら買物を行う必要がありました。
 また、レジカートは定員が最終チェックを行うので、完全無人化には至っていませんでした。その分、割引率はやや低めに設定する必要があるものと思われます。
 このような無人化による経費削減はさらに進化していくものと思われます。レジ担当のアルバイトの求人は次第に減っていくことでしょう。
 また、単純作業を担当する人の求人も減っていくこととも思います。これからは、何らかの技能を持っていなければ収入を確保することのできない時代になりそうです。
 この2つの店で満足できる買い物を済ませることができましたが、それを終えた時には12時30分を少し過ぎていました。
 イオン福岡のレストランには空席待ちの客がかなり多く認められました。そこで、帰路に食事の店に立ち寄ることにしました。
 娘を連れて外食する場合は、娘の希望を優先するようにしています。自宅での食事では、年寄り向けの和食に付き合わされることが多いからです。
 先日、海の中道海浜公園に行った際は、ステーキの店で食事をしました。若い人は、肉の塊が欲しいからです。この店を選ぶ際、有名なラーメン店である一蘭も候補にあがりましたが、その時は選ばれませんでした。
 自宅の近くの一蘭は国道3号線の上り車線にあり、反対車線から駐車場に入ることは困難です。海の中道海浜公園から行く場合も同じ難点があり、候補から外れることになりました。
 今回は一蘭が選ばれましたが、来た道を戻れば入りにくくなります。そこで、帰路は私が運転することになり、少し大回りして一蘭に入りました。
 この店舗にはかなり広い駐車場があるのですが、ほぼ満杯になっていたのに驚きました。店内に入っても、かなりの客が席への案内を待っていました。
 しかし、ラーメン店の客の滞在時間はあまり長いものではありません。食券を購入し、席に案内されるまで、10分少々しかかからなかったようです。
 一蘭のラーメンは1種類だけです。替え玉やご飯を頼むことができるだけです。ただし、ラーメンの味、麺の硬さ等を選択することができます。ほとんどの項目は標準で注文し、満足して店を出ることができました。
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1948)短大の強み [大学教育]

 精華女子短期大学で勤務を始めて1ヶ月も経たないうちに10連休に入ってしまいました。まだまだ解らないことだらけですが、少しずつ慣れてきています。
 休みに入るまでの短い期間でしたが、大学の関する情報をかなり獲得することができました。その際驚いたのが、大学の強みがあまり認識されていなかったことです。
 理事長からは、短大が置かれている状況に関する説明を受けました。学科長や専攻長からは、前年度の活動に関する報告を受けました。
 そこで感じたことは、やるべきことは漏らさず実行しているが、この大学に特徴的な活動がなんであるか解らないということでした。
 そこで、現場に対しては重要と考える活動を3つに絞ってその優先順位をつけることを指示しました。精華は小さな大学です。すべての項目で100点を取る余裕はありません。
 質の高い教育を行い、それをアピールするためには資源の選択と集中が必要なのです。なんでもやろうとすると、評価できるレベルまで質を高めることはできないものです。
 報告においても、すべてを伝えようとすると焦点を絞ることができなくなります。大事なものを選び、それをアピールする技術を教える必要があるようです。
 幸い、学長講和には学生だけでなく先生も出席するようです。学生たちには学びの目的を自分自身で決め、積極的に学ぶことの大切さを語りますが、これは先生たちにも聞いてもらいたい話です。
 さて、短期大学は現在退潮傾向にあります。管理栄養士の制度が開始されるに伴い、短期大学が4年制大学に移行する流れが顕著になりました。
 現在でも閉校や募集停止が続いており、残っているのは300校程度になりました。今後もこの傾向が続く可能性があります。
 しかし、悪いことばかりではないと思っています。これまで4年制大学で教育を行ってきましたが、そこで行われている教育が短期大学より優れているとは思えませんでした。
 学ぶ目的を持たず、4年間を漫然と過ごす学生が多く、就きたい職に就くことができない学生も多かったのです。
 一方、高等専門学校や短期大学では資格獲得に向けて高校並みの教育が行われています。目的が明確なので、自分自身の能力を2年間で十分に高めることができます。
 勉強より社会で活躍することを望む高校生は、2年間の短大生活を選ぶことになります。とくに、女子生徒の場合は短期大学を好む親も多いものです。
 要は、魅力のある短大になることです。そうすれば、十分な数の受験生を確保することができます。短大の数が減少し、受け入れ可能な学生数が減少しつつある現在、やる気のある短大には順風が吹いているのです。
 短期大学の学長に就任するにあたって、この強みを認識していました。精華の現状を外から眺めても、いくつかの特徴を見出すことができました。
 中に入ってみると、より多くのアピール点を見出すことができました。これらのアピール可能な取り組みをさらに高度なものにし、それをアピールしていくためには、現場の教職員にそれを気付いてもらう必要があります。
 指導者の最も大事な仕事は、現場のやる気を引き出すことです。折に触れて精華の活動の意義を現場に伝え、さらなる洗練に勤めてもらうようにするのが私の仕事であると考えています。
 現場からの報告では、4年制大学や競合する有力短期大学の強みについて聞かされることがありました。これについては、あまり気にする必要はありません。
 自分の大学を強くすることが最も大事なことで、それに努力を集中してもらいたいと思っています。強みを持つことができれば、そこで勝負することができるようになります。これが競争に勝ち抜く秘訣です。
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1947)10連休 [生活]

 4月27日から10連休が始まりました、海外旅行や国内旅行に行く人も多いようで、道路、鉄道、空路はかなり混雑するようです。
 私たち一家は田舎者なので、人混みを嫌います。このような大混雑が予想される場合は家でのんびり過ごすようにしています。
 次男が1歳になったばかりの孫を連れてゴールデンウイークに帰ってきたいと連絡してきましたが、それはやめさせました。
 その代わり、翌々週の週末に来てもらうことにしました。小さな子どもを連れているので、なるべく楽な状態で旅行をさせたかったからです。
 その際、阿蘇の子安神社にお参りをしたいそうです。そうなると、なおさらゴールデンウイークを避ける必要があります。道路の渋滞で所要時間はまったく読めなくなるからです。
 一度、長男一家を熊本の実家に連れて行った時があります。福岡市の自宅から熊本市の実家まで2時間強でたどり着くのですが、この時は6時間を費やしてしまいました。渋滞がひどいときはこんなものです。
 この10連休は、遠出を避けて自宅で過ごすことにしています。まだ自宅の片付けが済んでいないので、主として資料の整理を行うつもりです。
 休みの間にできることはなるべく済ませておきたいものです。幸い、車検の予約を入れることができたので、4月28日に車検を済ませることができました。
 日曜日の14時に予約していましたが、1時間強で検査と整備が終わりました。後は、連休が明けた所で車検証を受け取れば車検は終わりです。
 作業中は、最近購入したiPadでパリーグTVを見ていました。映像はきれいに見ることができましたが、解説の音声はほとんど聞き取ることができませんでした。
 旅行時もiPadで済ませることができると思っていましたが、夫婦で見るには能力不足のようです。その場合は携帯用のノートパソコンを持って行った方が良さそうです。
 ただし、新車を購入して5年になるので車体の再コーティングが必要になっています。すでに業者が休みにないっているので、実施は連休明けになります。5月7日に実施日が決まる予定で、その作業は丸1日かかるそうです。
 このような時、代車の提供が行われるのですが、私は代車を使ったことがありません。愛車を使うことができない場合は公共交通機関を使うことにしています。
 気を使う必要があるので、乗りなれない車に乗るつもりはありません。
 10連休にはならなくとも、ゴールデンウイークは長い休みになります。どこかへ遊びに行きたいものです。そこで、娘を連れて3人でヤフオクドームに野球観戦に行くことにしました。
 パリーグTVの視聴料が安くなるので、ソフトバンクホークスのファンクラブに入っているので、比較的に楽に切符を手に入れることができます。首尾よく5月4日の対楽天戦の切符を入手することができました。
 おまけに、毎日新聞から5月2日の切符が届きました。購読している毎日新聞のキャンペーンに応募していたのですが、4月28日の朝刊と一緒に切符が届きました。
 届いたのは、1塁側外野指定席のペア切符です。このまま使っても良いし、追加の料金を支払えばもっと良い席で見ることができます。
 私たち夫婦が野球観戦に行くのは休日のデーゲームに限られています。週日のナイターでは帰宅が遅くなり、翌日の仕事に差し支えるからです。
 デーゲームでは、午前中に自宅を出て夕方帰ってきます。ほぼ1日を費やす行楽です。当然昼食は外食ですし、交通費もかかります。
 野球観戦は年に数回しか行かないので、席はなるべく良い所を取るようにしています。送られてきたのは切符の引換券で、当日はなるべく早めに球場に行き、希望の切符を手に入れる予定です。
 とは言ったものの、実際に球場に出向いてみると切符のグレードアップは不可能でした。10連休の最中に予約の変更など出来るわけはありません。
 しかし、入手した指定席券はかなり見やすい場所でした。バックスクリーンの横だったので、打席から最も遠い場所でしたが、前方にまったく障害物がありませんでした。
 フェンスから9列目で、その前は予備のカメラマン席らしく、立ち入り禁止になっていたからです。座ることのできない前列の席を荷物置場とし使うこともできました。
 試合の方は胃が痛くなるような試合でした。初回の1点を守り切った試合で、どちらもチャンスを何回もつぶしていました。
 玄人にとっては非常に内容のある投手戦でしたが、ファンにとってはハラハラドキドキの心臓にも良くない試合でした。それでも勝つことができたので、一応満足して帰りました。
 10連休が終わってみると、自宅の片付けがかなり進んでいました。残していた書籍の電子化が進んだ結果、本棚に余裕が生じました。
 別刷りの整理に使っていた古いクリアブックを廃棄することができましたし、資料の整理に使っていた30穴ファイルもかなり空いてきました。
 資料の整理に使っていたカラーボックスの一部をベランダに出し、空いている30穴ファイルを廃棄物の整理に使うことができるようになりました。
 これで、資料の分類と整理を始めることができるようになりました。30穴ファイルに分類して背表紙を付けると、見たい資料を簡単に探し出すことが出来るようになります。
 まだ、何年か働く必要があります。必要なものから資料の整理を進めていくつもりです。
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1946)学長講話 [大学教育]

 4月24日の2時限目に幼児保育の2年生を対象に学長講話を行いました。学長が行ったのでこの名前がついていますが、1コマ分60分の講義を行っただけです。
 2年生にはキャリア形成ゼミの1コマを借りることになります。就職活動が待っているので、「保育職を目指すこの1年」というタイトルで、就職面接の準備を中心に話しました。
 私が好むのは、資料を配布して行う双方向授業です。スライド集を作成して配布してもらい、スライドの説明が終わるたびに質問の時間がやってきます。
 60分しか時間がないので、スライドの枚数は8枚に抑えました。盛りだくさんにすると学生がついていけなくなります。丁寧に教えるとともに、質問を受ける時間を確保したかったからです。
 ただし、このクラスは130名の大クラスだったので、質問が出ない可能性もありました。30名前後の少人数クラスであれば、双方向授業を容易に行うことができます。
 しかし、大人数クラスでは手を挙げて質問できる学生は少なくなってしまいます。驚いたのは、7名前後の学生が質問してくれたことです。
 精華の学生も捨てたものではないと思いました。短大の2年生ですから、多くの学生は20歳以下ですから。
 面接準備のための講義ですから、自分の意見を解りやすく語ることの大切さを教えることになります。解らないことを素直に質問することができなければ、自分の成長を確かなものにできないことも教えました。
 だからと言って、大クラスの同級生の前で手を挙げて質問するのはなかなか大変なことです。複数の学生が質問することができたということは、彼女たちの積極性を表しています。
 この大学で学長を務めることは、私にとって幸せなことであるようです。すでに、いくつかの学長講話の依頼が来ており、2つのクラスについては準備が終了しています。
 1つは、幼児保育の1年生が対象で、5月16日に実施予定です。1年生では、基礎ゼミの1コマを使わせてもらうことになります。
 自分の頭で考え、自分の足で歩いていくことのできる人間を育てようとしているので、2年生に対して話した内容とかなり重複することになります。
 1年生の場合は、これからの2年間の学びについて話すことができるので、少し幅が広がり、視点も変えることにしています。
 食物栄養の1年生にも6月12日に話すことになっています。実施日は最も後になりますが、この依頼が最初にやってきました。
 食と健康が私の専門領域なので、専門的な内容を多めにしてしまいました。すでにスライド集を作成して送ってしまったので、今年はこの内容でやらざるを得ません。
 次年度は、もう少し初歩的な内容にしたほうが良いのかもしれません。しかし、大事なことは学生の反応が良いかどうかです。それを使って教えた後で考えたいと思います。
 24日の講義が終わったところで、専攻科から4つ目の講義の依頼がありました。精華に来て面白いと思ったのは、幼児保育の上級クラスとして1年間の専攻科があることです。
 3年目になると、1年間がより充実したものになるようで、卒業生は就職先で大活躍しています。こういう教育法もあるのかと感心した次第です。
 専攻科は11名しかいないので、質疑応答中心の双方向授業をしっかり行うことができます。実施日は5月29日ですが、その日が来るのを心待ちにしています。
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1945)家計の好転 [生活]

 4月25日に精華女子短期大学で最初の給料をいただきました。崇城大学勤務時と比べると、支給額がかなり増えていました。
 給料が大幅に上がったわけではありません。崇城大学では、住居費、駐車場代、生命保険料が天引きされていたので、手渡し額が6万円程度少なかったからです。
 この天引きが無くなった上、役職手当が学部長から学長に変わったため、かなりの差になりました。基本給に大きな差はないものと思われます。
 4月から大幅に家計が好転しましたが、これは支出が大幅に減ったからです。3月までは私たち夫婦と末の娘がそれぞれ別の家に住んでいたので、かなりの出費を強いられていました。
 4月から自宅で一緒に住むことができるようになったので、住居費が大幅に減ったのです。福岡と熊本を毎週往復していたので、交通費もかなり使っていました。これらの出費が不要になったのです。
 熊本市のアパートも駐車場も崇城大学が所有するものでした。そのため、かなり安い価格で提供してもらうことができました。それでも余分な出費であることに変わりはありませんでした。
 上の3人の子どもたちは離れた土地で暮らしています。末の娘を福岡市に残すつもりはありませんでしたが、たまたま地元企業に就職することになりました。
 大学入学から修士課程を終えるまで6年間一人暮らしをしていたので、一人暮らしを続けるのではないかと思っていました。しかし、娘自身が当分同居することを選びました。
 経費を節約して、独立資金を溜めようと考えたようです。大学を終えて就職した結果、学費の支出も不要になりました。娘の代わりに払っていた国民年金費も家計から出す必要がなくなりました。
 スマートホンの使用料も自分で払うようになります。借金ゼロの自宅暮らしなので、3人分の生活費はそれ程かかりません。
 3月までの家計は、ボーナスを合わせると黒字でしたが、月々の収支は若干赤字になっていました。これからはこれも黒字になることでしょう。
 家計が黒字になっているのは、まだ現役で仕事を続けることができるからです。職がなければ、年金に頼らなければなりません。
 年金だけでは、夫婦二人の生活を維持することも困難でしょう。九州大学を退職後に職を与えてくれた崇城大学と精華女子短期大学に感謝しなければなりません。
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1944)iPadの購入 [パソコン]

 4月21日に、マッキントッシュ系のタブレットであるiPadを購入しました。私が使っているスマートホンはアンドロイドなので、アンドロイド系のタブレットしか使えないと思っていましたが、そうではありませんでした。
 auショップでタブレットを購入したのは、外出先でのネット接続を容易にしたかったからです。3月までは、携帯用の無線LANルーターであるWiMAX2を熊本で使用していました。
 アパートでの無線LAN接続に利用していただけでなく、出張時に携帯してネットへの接続に利用していました。しかし、3月末にその契約を打ち切ったので、外出先でのネット情報の獲得に不便をきたすことになりました。
 WIMAX2の契約を打ち切ったのは、使用頻度の低いルーターの契約を維持することはできないと考えたからです。しかし、スマートホンと同様にいつでもネット情報を獲得したいという希望はありました。
 スマートホンの画面は小さすぎるので、年寄りには不向きです。より大きな画面を持つタブレットを単体でネットに接続したいと思っていました。
 4月の上旬は、新生活対応でauショップが混雑していたので、タブレットの手当てを少し遅らせていました。下旬に入ると客が減ったので、出向くことにしました。
 無線LANルーターに接続して用いるタブレットを1台持っていたので、これにSIMカードを装着することができれば良かったのですが、そうはいきませんでした。
 そうなると、このショップでタブレットを購入することになります。アンドロイド系のタブレットを購入したほうが問題はないのですが、それには若干問題がありました。
 私の利用目的が、ネット情報の取得だけでなく、ノートパソコンと同様に情報の入力にもあったからです。そうなると、キーボードを持つドックが欲しくなります。
 アンドロイドにはそのドックがなく、iPadであれば利用可能であることが解りました。20年以上前はマッキントッシュのパソコンも使っていましたが、現在はWindows系のパソコンのみを使っています。
 Microsoft Officeを使って文書を作成し、One Driveを用いてファイルを共有する形式を取っています。マッキントッシュ系のiPadでそれが可能であるかは自信がありませんでしたが、思い切って購入することにしました。
 セットアップを進めていくと、意外に互換性が高いことが解りました。必要なOfficeソフトとOne driveはすべて無料でインストールすることができました。メールソフトのOutlookはセットアップでつまずいていますが、他のソフトは正常に動作しました。
 ネット情報の獲得にはGoogle Chromeを用いていますが、これも無料でインストールすることができ、Googleアカウントにログインしてパソコンと設定情報を共有することができました。
 このタブレットでノートパソコンの機能のかなりの部分を代替可能であることが解りました。しかし、完全に代替することはできませんでした。
 日帰り出張ではタブレットで良いのですが、出張や旅行が数日にわたる場合は携帯用のノートパソコンを持参することになりそうです。
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1943)ブログのリンク [大学教育]

 4月22日に、精華女子短期大学のホームページ上に、私のブログのリンクを表示してもらうことができました。学生、教職員、卒業生などへの情報発信をより効果的に行うためです。
 私のブログは、大学教育にとどまらず、生活全般に関係する記事を書いています。大学の講義では教科書的な話しかする時間がないので、総論で終わってしまいます。
 しかし、ブログでは個々のテーマに絞って問題解決につながる内容を記載するので、講義より役に立つ内容になっています。個々のテーマに関するケーススタディー集といって良いでしょう。
 このブログでは、私の実名を出しています。その理由は、匿名での無責任な情報発信に憤りを感じているからです。
 このブログを書き始めた動機は、九州大学で教育担当理事を務めていた際に、現場の学生や教職員に情報を伝えたかったからです。
 学生の休学や退学を未然に防ぐとともに、教職員に業務改革のアイデアを提供したいと考えました。副学長は、全学の委員会の議長を務めるので、各組織の代表教員と接することができます。
 会議の運営のなかで、限られた人たちに対して情報の発信や教育を行うことはできますが、それ以外の人たちとは接する機会がありません。
 私の組織運営では、現場の活性化を重視しています。最もやりたいことは、現場での問題解決を助けながら人材を育成することです。しかし、地位が上がるにつれてその機会はなくなっていきます。
 ブログでの情報発信は、教えたいことを直接現場の人たちに伝えることを可能にします。双方向での情報交換ができないことが難点ですが、やるだけの価値はあると思っています。
 九州大学の副学長時代は、私のブログを参考にして計画を立ててきた例もあり、確かに役にたっていたようです。また、所属大学ではなく他大学の先生からブログのお礼を言われたこともあります。
 これまでは、大学のトップに立ったことはなかったので、大学のホームページとリンクさせることは考えていませんでした。
 崇城大学では大学側からそれを勧められましたが、学部長レベルでそうする気にはなれませんでした。大学のホームページで紹介されると、それなりの責任が生じます。やりたいことをやれなくなるのは嫌ですから。
 しかし、学長ともなれば大学運営に責任を取る必要があります。在校生には学びの姿勢について、教職員には大学教育と運営のノウハウについて、卒業生には母校の活用について情報を発信していきたいと思います。
 大学で一緒に過ごしている人たちは、私のブログに関する情報に接する機会はかなりあると思います。しかし、大学外の関係者はそれを知る機会はほとんどないでしょう。
 ホームページにリンクが記載されていると、私のブログに接する機会が増えることになります。本学に興味を持っている高校生とその周囲の人たちに役に立つ情報を発信するので、ぜひ読んでもらいたいと思っています。
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1942)業務処理速度 [仕事の進め方]

 業務の処理速度は人によってかなり異なります。同じ仕事を簡単に片づける人もいれば、いつまで経っても終わらない人がいます。
 前者は、ミスが少なければ高い評価を得ることができます。後者は高い評価を受けることができないので、速やかに業務を進めるノウハウを身に着ける必要があります。
 私は、かなり処理速度が速いほうです。同僚は、これを私の長所と考えています。期限付きの難しい仕事を速やかに終えてくれるからです。
 私にとっては、これは短所に近いものです。処理能力が高いことが解ると、いろいろな雑務を押し付けられてしまうからです。
 九州大学時代は、若いころからいろいろな仕事をやらなければならなくなり、やりたい仕事に使う時間をかなり奪われてしまいました。
 一度能力を示してしまうと、逃げることができなくなります。私自身が苦い経験をしていたので、有望な若手には自分の事務的な能力を見せないように指導していました。
 九州大学時代はどうにもなりませんでしたが、崇城大学に移ってからはなるべく目立たないようしました。頼まれたことはきちんとやりましたが、余分な仕事は引き受けないように努めました。
 私の処理速度が速い理由の一つは性格によるものです。せっかちなので、好まない仕事はできる限り早く片付けるようにしています。
 仕事に追われるのも嫌いなので、期限付きの仕事も優先的に終わらせるようにしています。十分なレベルに達した所で提出し、忘れても良いようにしています。
 それが必要な理由は、私の記憶力が貧弱で、興味のないことはすぐに忘れてしまうからです。財布や鍵束をどこに置いたか忘れてしまい、探し回ることが頻繁にありますから。
 これでは仕事にならないので、業務メモはきちんと残すようにしています。パソコンに記憶させれば、私の記憶から消すことができます。
 業務記録は要点に絞って解りやすく記載しているので、印刷したメモ帳を持ち歩くと、速やかに次の仕事も終えることができます。
 記憶量が少ないということは、業務速度の向上に役立ちます。選択できるオプションが少ないので、容易に決断することができるからです。
 私は教育研究職についているので、文書を作成することが多くなります。作成した文書は年度別や業務別に分類しているので、容易に見つけ出すことができます。
 業務の多くは以前作成した文書を修正すれば済むので、資料の分類と保存を上手に行うことができれば業務の処理速度は格段に早まります。
 膨大な資料を残して積み上げている人もいますが、それでは必要な資料を見つけ出すことが困難です。電子ファイルとして保存しておけば、分類が不十分でも検索機能を使って発見することができます。
 私がパソコンを使い始めたのは40年ほど前のことになります。現在までに蓄積したファイルの総量は600GB前後に達しているので、1TBの外付けハードディスクに一括保存しています。
 これではハードディスクが壊れた時に困るので、大容量のUSBメモリに分割してバックアップしています。
 業務の迅速化についてもかなりの工夫をしてきました。一つの仕事は複数の作業から成り立っていますが、一気呵成に終えるためにはかなりのまとまった時間が必要になります。
 日常業務では、複数の業務を同時並行で行っているので、そのような時間を確保することはできません。頻繁に邪魔が入り、作業の中断を強いられことも多々あります。
 そこで、一つの作業をできる限り多くのブロックに分割して作業するようにしています。そうすれば、個々のブロックの作業時間が大幅に短縮されるので、短い空き時間を利用して仕事を進めることができます。
 また、仕事はいつでもどこでも行うことができるようにしています。常にメモを持ち歩いてアイデアを記録するようにしています。
 出先でパソコンへの入力を行いたい時は、携帯用の端末を持参します。それができない場合は、原稿を印刷して持ち歩き、ブロック単位で修正できるようにしています。
 原稿の修正は、パソコンの画面上では行いません。長時間かけても、完全な修正を行うことができないからです。ブロック単位で作成した初稿ができあがると、最終チェックを行う必要が生じます。
 この作業は、基本的に自宅で行うようにしています。邪魔が入らないようにするためです。また、1回で終わるために音読していますので、職場ではやりにくいからです。
 各業務に利用可能な時間は、業務の内容によって調節しています。終われば良いだけの重要性の低い仕事には短い時間を割り当て、重要性の高い仕事により多くの時間を与えるようにしています。
 多くの仕事には締め切りの期日がありますが、それとは別に私自身の締め切り日を設定しています。その日がくれば文書を手放すことにしていますが、ほとんどの場合それ以前に文書を提出しています。
 個々の仕事の終わり方を知らない人は、いつまでたっても仕事を終えることができません。そうなると、要領の悪い人間とみなされてしまいます。
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1941)腰痛の緩和 [生活]

 4月の中旬に入って、腰痛が緩和していることに気づきました。ブログ「腰痛」に書いたように、この腰痛は熊本から福岡への引っ越し作業を開始したころに始まったものです。
 それほど酷いものではなく、早朝ジョギングを続けることはできました。しかし、不安定な体制で電気鋸を使った時は強い痛みが出てしまいました。
 幸い、この痛みは早朝ジョギングを数日休むことで緩和されました。腰痛の原因が、引っ越し作業による腰への負担の増加によるものであることは明らかです。
 3月の下旬福岡市の自宅に帰ってからは、腰痛に対する対策を講じることができるようになりました。腰だけではなく、背中も傷んでいたので、マッサージシートを使うことにしました。
 マッサージシートは、熊本市のアパートで使うために購入したものです。熊本市に単身赴任したころは、熊本では早朝ジョギングを行うことができませんでした。そのため、背中の痛みがかなり強く出ていました。
 そこで、背中のマッサージのためにコンパクトな製品を購入して使うようになりました。この背中の痛みは運動不足が原因だったようで、熊本市で早朝ジョギングが可能になるとまったく気にならなくなりました。
 マッサージをすると、どこが凝っているのか良く解ります。腰だけではなく、背中の部分にも血行不良が生じているようです。マッサージを行うとかなり痛む部位があります。
 マッサージや入浴だけでは血行を改善して痛みを取ることはできないようです。そこで、鎮痛消炎剤を使うことにしました。
 最初に使ったのは開封済みの湿布薬です。熊本から持ち帰ったものもあり、「サロンシップ」と「ら・サロンパス」が開封状態で残っていました。
 このまま放置すると薬効が低下してしまいます。そこで、1種類ずつ使うことにしました。いずれも匂いのない湿布薬なので、それを貼ったまま仕事に出ることができました。
 湿布薬を貼ると、鎮痛効果が出ていることを実感することができます。ふんだんに使うことはできないので、痛みの強い部分のみ使いましたが、かなり強い鎮痛効果を味わうことができました。
 しかし、簡単に痛みをなくすことはできません。痛みが取れないうちに開封済みの湿布薬はなくなってしまいました。
 それほど強い痛みではないので、新たに湿布薬の袋を開く気にはなれません。薬効は落ちるでしょうが、塗る鎮痛消炎剤に切り替えることにしました。
 かなり前に購入したフェイタスチックが残っていたので、これを使うことができます。これを使うと、傷んでいる場所にはすべて使うことができます。広範囲にわたって使うことにしました。
 背中に湿布を貼るのは難しいので、家内に貼ってもらいましたが、チックは手の届く範囲は自分で塗ることができます。背中の一部は手が届かないので家内に塗ってもらいましたが、広範囲に塗ることにより炎症が起こっている部位を確認することができました。
 これらの対策を行っているうちに、少しずつ痛みが緩和されていたようです。4月の中旬に、背中の痛みがほとんどなくなっていることに気付きました。
 腰痛も、痛んでいる場所が局限されたようです。まだまだ自宅の片付け作業は続いているので、簡単に痛みが消えるのはもう少し先のことでしょう。しかし、痛みが緩和していることが解り一安心しました。
 腰痛が酷くなると、歩くのが苦痛になります。歩行数が減ると老化を促進するので、できる限り早く腰痛とはおさらばしたいものです。
 ブログ「腰痛」にも書きましたが、腰痛の発生には寝具も影響するようです。腰痛の緩和に気が付いたのは、熊本で使っていた上等の寝具が戻ってきてからです。
 熊本で使っていた折り畳みベッドにこの寝具を載せて眠ると、大きく寝心地が良くなりました。腰痛が出たのは、この折り畳みベッドを自宅に持ち帰った後のことです。
 折り畳みベッドでの寝心地はあまり良くないので、上等な寝具と組み合わせる必要があるのでしょう。
 枕も、熟睡できるか否かに影響します。福岡市の自宅では私の体に合わせて調整したマイ枕を使っていますが、熊本でもその枕を使うことはできませんでした。
 現在は、枕も自分の体に合ったものを使うことができるので、腰痛の緩和に役立ったようです。24時間のうち7時間前後は寝ていますから、寝具の適正化は大事なことであるようです。
 追伸です。腰痛は4月の末にはほとんど気にならなくなりました。薬を塗るのを忘れるようになったので、塗るのを止めてしまいました。
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1940)別刷り [研究]

 学術雑誌等に論文が掲載されると、多くの場合別刷りを購入していました。別刷りは、複数の論文を掲載した雑誌の中から、単一の論文を抜き出して印刷したものです。
 昔は、手元に掲載誌がない場合、著者に別刷り請求葉書を出して送ってもらっていました。これは、研究者の付き合いのようなものです。別刷りの送付者が送料を払っていました。若干過剰サービスを行うので、付き合いという言葉を使いました。
 別刷り請求は責任著者に送られます。最初に名前が記載されている筆頭著者はその論文の作成に最も関わった人ですが。責任著者とは限りません。
 責任著者は研究の元締めにあたる人で、研究費を調達し、研究の発案と指導を行った人間です。別刷り送付の責任と費用も責任著者が負担するわけです。
 別刷りは、このような研究成果の普及に利用するだけでなく、研究費や学会賞の申請にも使います。求められる論文数を求められる部数送る必要がありますから、個々の論文の別刷りをある程度保持する必要があります。
 別刷りは、共著者にも配りますが、大部分は責任著者が保管します。別刷りがなくなるほど人気のある論文は稀なので、多くの場合大量の別刷りが残ることになります。
 論文数が少ない場合は問題ありませんが、多い場合には保管場所に事欠くようになります。私の場合、単著も含めて200本以上の論文の別刷りを保管していたので、その総量は結構膨大なものになりました。
 論文の執筆は、研究者教育の重要な部分を占めていたので、教え子たちに多数の論文を書かせる指導を行ってきました。筆頭著者は教え子たちですが、責任著者は私の場合が多かったのです。
 4年前に九州大学を早期退職して崇城大学に移りましたが、その時にはうんざりするほどの量の別刷りが溜まっていました。
 まだ、ある程度の研究はしなければならなかったので、別刷りを捨て去るわけにはいきません。そこで、10部から20部を残してクリアブックに収め、崇城大学の教授室に運び込みました。
 今年は、崇城大学から精華女子短期大学に移りましたが、今度の仕事は学長です。研究を続けることはできません。別刷りは目をつぶって捨てれば良いのですが、その決断はできませんでした。
 論文の執筆は、教え子たちとの共同作業ですから、その成果物は私たちの子どもみたいなものです。すべてを捨て去ることはできませんでした。
 結局、教授室の別刷りはすべて自宅に運び込み、4月の半ばに整理を行いました。クリアブックの別刷りから5部を残して廃棄し、クリアファイルに収納しました。
 そうしておけば、年代順に整理することができるので別刷りを発見しやすくなります。すでに、多くの論文を電子化しているので、電子化を終了したものは5部も残す必要はありません。
 しかし、電子化状況をリスト化していないため一応すべての別刷りは5部まで残すことにしました。その結果、20冊以上のクリアブックを廃棄することができました。
 また、10冊以上の空のクリアファイルホルダを別刷りの整理に使うことができたので、書棚の整理が一段と進みました。
 この種の整理を折に触れて行ってきたので、自宅からかなりの資料が姿を消しました。おかげで、現在までに幅90 cm、高さ180 cmの整理棚を2台廃棄することができました。
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1939)海の中道海浜公園 [娯楽]

 4月13日の土曜日の午後、海の中道海浜公園に出かけました。以前は、水族館や動物園に孫を連れて行きましたが、最近は足が遠のいていました。
 3月下旬から5月上旬にかけてフラワーピクニックが開催されており、いろいろな花が見ごろになっているそうです。次女の発案ですが、家内も気になっていたようです。親子水いらずで遊びに行くことにしました。
 娘が一緒の時は、娘に運転してもらいます。一緒に住むようになり、楽になりました。13時過ぎに自宅を出て、30分足らずで公園の駐車場に着きました。
 午後から出かけたので、近いほうの主駐車場に入ることができるか若干心配しました。しかし、思っていたより客が少なく、楽に駐車することができました。
 駐車料は520円でした。領収書とともにソフトクリームの割引券をもらっていたのですが、それに気づかず車内に残して入園してしまいました。
 後で、ソフトクリームを食べる時に割引券の存在を知りました。人数制限はなく、1個50円の割引を受けることができましたが、後の祭りでした。
 入園料は、中学生以下が無料で、大人は450円でした。もっとも、私たち夫婦は65歳以上だったので、シルバー料金の210円で入ることができました。私たち夫婦より娘一人の料金の方が高かったことになります。
 入園時に案内図をもらうのを忘れたため、フラワーピクニックの会場を見つけるのに手間取りました。歩いているうちに、動物園に先に着いてしまいました。
 ここの動物園は、「動物たちとふれあえる自然動物園」をキャッチフレーズにしています。動物の種類は約50種類でそれほど多くはありませんが、動物たちを身近に感じることができました。
 娘が最も可愛いと感じたのは小型の動物だったようです。娘は最近やや本格的なデジカメを購入して盛んに写真を撮っていましたが、リスザルを最も熱心に撮影していました。
 この日の主役は、花の丘のネモフィラでした。約150万本の紫色の花が丘を埋め尽くしているのは見るに値するものでした。
 その後ろに桜の並木がありましたが、この日はすでに葉桜になっていました。2週間前であれば桜とネモフィラを十二分に楽しむことができたでしょう。
 この公園の売り物の一つであるバラ園にも立ち寄りましたが、まだバラの花期ではないので花を見ることはほとんどできませんでした。5月中旬から6月中旬にバラまつりが行われるので、その時期に再訪するのも一興でしょう。
 驚かされたのは、70種類11万本のチューリップの花園でした。上品なピンク、くっきりとした黄色、黒に近い紫色などのお目にかかったことのない花色のチューリップを楽しむことができました。
 花の形も変わったものがありました。バラやダリアを思わせる花をつけたチューリップもあり、品種の多彩さに驚きました。
 花桟敷には、いろいろな色のルピナスが咲き誇っていましたし、美しく飾られた花壇がその他の場所にもしつらえられていました。まさに、フラワーピクニックの午後を過ごすことになりました。
 時間を忘れて歩き回っていたのですが、気が付いたら16時をすでに回っていました。これから帰宅して夕食の支度をさせるのも可哀そうです。
 しっかり歩き回ったので、かなり空腹感が出ています。そこで、この日は外食することにしました。老夫婦の二人暮らしでは、さっさと家に帰ってあるもので済ませたことでしょう。
 しかし、若い娘が一緒なので、話が盛り上がることになります。結局、最近オープンしたステーキ店に行ってみることにしました。
 私は歯が悪くなっているので、ステーキには歯が立ちません。しかし、娘がハンバーグもあることをネットで確認してくれたので、そこに行くことにしました。
 問題は、海浜公園からその店に行くためにはかなり複雑な経路をたどらなければならないことでした。狭い道を通る必要もあります。こういう時は私の出番です。
 どの道を通るべきか解っているので、帰りは私が運転することにしました。到着したのは17時30分頃だったので、まだ客が少なく、のんびり夕食を済ませて帰宅することができました。
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1938)布団の整理 [生活]

 4月も半ばになりましたが、自宅の片づけは延々と続いています。13日には、熊本で使っていた上等な布団が戻ってきたので、早速これを使うことにしました。
 これは、4年前に熊本に単身赴任する際に購入した羽毛掛布団と敷布団のセットです。私の単身赴任生活の健康を維持するため、かなり上等の布団を購入していました。
 一方、自宅で使ってきた布団セットはかなり年季の入ったものです。羽毛掛布団は薄っぺらなものとなり、暖かい毛布を掛けなければ冬は耐えられない程でした。
 面の敷布団もかなり薄くなり、床に敷く場合はクッションが不可欠でした。クッション性の良いベッドを使うようになっていたので、なんとか使用に耐えてきました。
 上等な布団セットが戻ってきたので、古いセットは廃棄することにしました。3月下旬に次女も戻ってきたので、3人暮らしへの対応が必要になりましたが、その際古い布団セットをいくつか廃棄していました。
 上の3人の子どもたちはすでに結婚し、それぞれ子どもを持っています。以前は、盆や正月に全員集合することができたので、かなりの数の布団セットを維持してきました。
 しかし、3組の夫婦と5人の孫を一度に受け入れることはすでに不可能になっていました。孫も大きくなり、小学校に上がるようになりましたが、そうなると帰省の自由が利かなくなります。
 そのため、この2年間は全員揃うことはなくなってしまいました。子どもたち一家が盆と正月の帰省ラッシュの時期に帰ってくるのも大変です。
 そこで、私たち夫婦が夏休みに子どもたちの家を回ることにしました。次女も、大学の都合がつけばこの旅行に参加してくれました。
 次女は、6年前の大学入学時にアパート暮らしを始めました。福岡で職が得られるとは思っていませんでしたが、どういう縁か自宅から通勤可能な会社に職を得ることになりました。
 今度は、社会人として同居することになるので、専用スペースを十分に与える必要も生じました。この状況で、3家族を同時に受け入れることは不可能です。
 空きスペースが十分ではないので、全部の布団を敷くこともできません。それが解っていたので、3月の時点で古い布団を廃棄することにしたわけです。
 熊本で使っていた布団はあまり傷んでいなかったので、使用に問題はありません。しかし、敷布団のカバーはチャックが壊れていたので更新する必要があります。
 大き目の敷布団を購入していたので、カバーも大き目のものを購入する必要があります。普通の店では通常サイズのものしか売っていないので、それを確実に入手できる店に行かなければなりません。
 いくつか候補がありましたが、久しぶりに東区の夢タウンに行くことにしました。熊本市ではアパートの近くに夢マートがあり、そこのカードにチャージした金額が5000円程度残っていたからです。
 適当なサイズの敷布団カバーを購入することができ、愛用しているマイ枕のカバーも購入しましたが、まだチャージ金額が残ってしまいました。
 自宅の近くにも夢マートがありますが。他の店舗で必要な買い物が済んでしまうので、そこまで足を延ばすことはありません。そこで、チャージ金額を使い切ったところでカードの使用をやめようと思っていました。
 しかし、稀にではありますが夢タウンで買い物をする時があります。チャージ金額を使い切れなかったこともあり、無理してカードの使用を止める必要はないと思い直しました。
 しかし、もう1枚使用していたドン・キホーテのカードは使用を止めることにしました。ドン・キホーテは、熊本市で豆乳の購入に利用していました。
 しかし、自宅の近くにはドン・キホーテがありません。豆乳も、最近は昼食時に利用する必要がなくなっていたので、そこで買い物をする理由がなくなってしまいました。
 夢タウンの帰路にドン・キホーテがあるので、そこに立ち寄ってチャージ金額を使い切ってきました。利用しているカードの枚数が多すぎるため、持ち運びに苦労していました。
 1枚でも減らすことができれば生活がより単純になります。70歳の大台が近づきつつある現在、生活は単純化したいものだと思っています。
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1937)現場教育 [大学教育]

 4月の第3週に入って、学長らしい仕事ができるようになりました。新年度が始まり、それを動かすための会議が開催されるようになったからです。
 それまでは、入学式などの式典への参加、資料を読んで決裁印を押す決裁業務、首脳陣との打合せが主な業務でした。
 首脳陣との打合せの過程でやるべきことがかなり見えてきましたが、現場の情報がなければ業務改善の方策が立ちません。現場で何ができるのかが解らないからです。
 業務運営のための会議が行われるようになると、現場の実態に関する情報が入ってきます。学長が参加する会議の多くは学長が司会を務めます。
 新任の学長は現場の状況が解らないので、議題に沿って担当者が説明することになります。担当者は、その会議に関する業務を実行する人間です。
 したがって、現状を完全に理解していますし、問題点もかなり把握しています。説明を聞きながら不明な点について質問し、業務内容の改善に関する指導も行うことができます。
 このような、現場の情報に基づいて問題の解決を図ることが業務内容の改善には不可欠です。業務改善の方向は示していても、具体的になにをやるべきかを示さなければ、現場は動けないからです。
 この作業は、担当者の能力向上に役立ちます。個々の問題について、不十分な点を理解させ、その問題を解決する具体的な方法を示し、それによって得られる成果を理解させることができれば、安心して仕事を任せることができます。
 目標を完全に達成することができなくとも、問題発見・解決のやり方を身に着けることができるので、その後はあまり指導する必要がなくなります。
 このような現場教育は、個々の組織構成員の能力向上に不可欠の作業です。オンザジョブトレーニングと言われることが多いのですが、私は中身を理解することなく横文字を乱用することを嫌っています。それが、このブログのタイトルに日本語を選んだ理由です。
 会議の運営のかたわら、いくつかの講義のための配布資料の作成を行っていました。1年生と2年生と対象にした学長講話を3件頼まれたからです。
 学長講話というと堅苦しく聞こえますが、中身はこの1年間もしくは2年間に学生たちに楽しく学んでもらうための情報発信です。
 精華女子短期大学は、各種資格を取得することを可能にするための教育を行っているので、実習経験を豊富に持つことができます。
 教室で行われる座学だけでは教育内容を十分に理解することができないのですが、豊富な実習警官が座学の知識を応用可能な知識に深化させてくれます。
 しかし、学ぶ目的を持たない学生にとっては、どのような素晴らしい教育も効果を上げることができません。学生に夢を持たせることができなければ、アクティブラーニングの技術を教えても役に立たないのです。
 年度の初期にこのような講義の機会が与えられたことは幸いでした。学生たちに自分自身について考えさせ、実現したい夢を持たせ、それに向かって積極的に学ぶ姿勢を持たせることができるからです。
 教えられたことを記憶するだけでなく、自分の夢を実現するために楽しく学ぶことのできる大学にすることが私の夢といって良いでしょう。
 これを実現するためには、教職員も夢を持って楽しくはたらいてもらいたいと思っています。効果のない業務はできる限り削減し、教職員がやりたいことに多くの時間を費やすことができるようにしたいと思っています。
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1936)学長室のプリンタ [パソコン]

 4月から精華女子短期大学の学長室で勤務していますが、ここに後方給紙が可能なプリンタが設置されていたので大喜びしました。
 というのは、私が裏紙を印刷用に使っているからです。裏紙印刷を行う場合、前方給紙の吸い込み型のプリンタではトラブルが発生しやすくなります、
 複数枚の同時吸い込みは我慢できますが、数枚の用紙に分割して印刷されることがあります。また、紙詰まりも発生しやすく、その対応に時間をつぶすことになります。
 私は、両面印刷をすることが多いので、その能力が高いCanonのプリンタを好んで使っています。古いプリンタは、前方給紙と後方給紙の両方を備えていましたが、一時期後方給紙を廃止してしまいました。
 Canonは、数年後に後方給紙を復活させましたが、その間に生産された新型機は後方給紙を行うことができませんでした。
 後方給紙能力を有する古いプリンタを自宅と崇城大学の教授室で大事に使っていましたが、自宅のプリンタはついに壊れてしまいました。
 仕方なく、前方給紙のみの新型機を購入し、トラブルを起こさないように注意をしながら裏紙印刷を行ってきました。
 問題が起こるのは、三つ折りや四つ折りにして送られてきた用紙です。A3やB5の用紙を半切して使う場合も問題です。切断面がきれいでなければミスが起こりやすいのです。
 私は、ファイルを小型化するため、A4半切紙を用いてA5両面印刷を行うことが多々ありました。この場合も、切断面がきれいでなければなりませんでした。
 後方給紙であれば、用紙にこれらの問題点があってもほとんどミスは発生しません。崇城大学を引き上げる時に、後方給紙能力のある古いプリンタを持ち帰ればよかったのですが、そうする訳にはいきませんでした。
 私の九大時代の教え子でもある先生から譲渡を申し込まれ、崇城大学に残してきました。これで、後方給紙のできるプリンタは私の周囲から姿を消してしまいました。
 裏紙印刷のほうは、問題のない紙を選んで印刷に使うようにしました。問題のある紙は、手書きメモ用に回し、プリンタに負担をかけないようにしました。
 A5両面印刷は、当分あきらめることにしました。A5コピー紙が市販されていないので、自分で作る必要があります。気をつけてカッターで切断しますが、紙の枚数が多すぎると切断面に荒れが生じます。
 B5サイズでもなんとかなるので、A5ファイルの利用を一時あきらめることにしました。しかし、学長室のプリンタのおかげでA5ファイルを復活させることができました。
 少々切断面が悪い用紙でも問題なく吸い込んで両面印刷を行ってくれました。出先や狭い場所で大型のファイルは開きにくいものです。A5ファイルを復活させることが可能になり、幸せに仕事を行っているところです。
 A4裏紙も、自宅から大量に運び込みました。少々難のある用紙も問題なく吸い込んでくれるので、引っ越し後の資料の整理で大量に発生しつつある裏紙の消費に大きく貢献してくれそうです。
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1935)教科書 [大学教育]

 教科書は、上手に使えば教員にとっても学生にとっても非常に役に立つものです。90分の講義を15回実施して試験を行い、その結果に基づいて評価を行うのが通常の単位付与のやり方です。通常の形式の講義ではそれによって2単位が与えられます。
 最近は、講義の中に調査、討議、発表などの作業を組み込むことを求められており、知識を付与するための時間が不足しているのが現状です。この問題を克服する方法の一つが、内容の充実した解りやすい教科書を作ることです。
 私は、単なる知識伝達では満足できず、講義に際して学生の能力を伸ばすためのさまざまな試みをおこなってきました。
 必修の科目では情報伝達を中心に設計する必要があるので、学生の個性を伸ばす作業はレポート作成にとどめていました。解りやすいレポートの作成法を教え、その実体験を行わせていました。
 選択科目では、学生による授業、質疑応答型の双方向授業、新しい食品の設計をグループで実施して発表する演習などを組み入れてきました。
 このような多様なプログラムを円滑に進めながら、それに必要な基礎知識を供給するためには、広範な内容を含む教科書の作成が不可欠でした。
 助教授として講義を始めた30年前は、講義内容を解りやすく記載した配布資料を配って講義を行っていました。ほぼ3回分の講義資料を事前に配布していましたが、受講生からそれをまとめて教科書にして欲しいという要望が出ました。
 教科書にするとなかなか改訂できなくなるので、最新の内容を伝えることのできる資料配布方式を取りました。しかし、学生たちの多くは金を払っても良いから教科書として持ちたいと考えました。
 私自身、大学の講義で学んだことは簡単に忘れてしまうことを実感していました。職に就いて現場苦労しなければ講義内容を本当に理解することにはならないと考えていました。
 したがって、改訂の不自由さはあっても、教科書にすることは望むところでもありました。卒業して職場で使ってもらうことができれば、教員としてもありがたことでした。
 そこで、複数の出版社から3冊の教科書を出版しました。しかし、出版社の希望に沿うと自分が満足できる内容にはならないことが解ってきました。
 そこで始めたのがプライベート出版です。私が書いた原稿を印刷会社に渡して印刷製本するだけなので、思い通りの本を作ることができます。
 しかし、配布価格を下げるためにはまとめて500部作る必要があったので、毎年改訂する訳にはいきませんでした。これだけの部数を売り切ることは困難であったからです。
 私が個人的に行ってきたプライベート出版は黒字にはなりませんでしたが、出版社を利用して自費出版する場合より出費を大幅に削減することができました。
 現在は、プライベート出版を行う必要がなくなりましたが、精華女子短期大学ではより低コストの教科書出版システムを作りたいと思っています。
 教員が作成した講義資料を印刷して配布するのはプライベート出版と同じですが、製本する必要はないと思っています。
 きちんと作った原稿を人数分のみ印刷して配布し、学生たちに自分でファイルさせたいと思っています。オンデマンド出版に近い形態です。こうすれば、毎年でも内容の改訂を行うことができるようなります。
 また、製本コストが不要になるので、定価を大幅に削減することができます。プライベート出版物は1冊500円か1000円で配布していましたが、新形式ではさらに配布価格を抑えることができます。在庫をかかえる必要もありません。
 最近はネット情報に依存する人が多くなり、不正確な情報に基づいて行動しています。教員が作成した教科書は正しい情報を精選して解りやすく記載しているので、それを購入して、大事に使ってもらいたいと思います。
 無料配布であれば、資料の著作権の心配をする必要はありませんが、販売する場合には使用許可を取る必要があります。
 私の場合は、すべて自分で作った資料を用いて本を書いてきましたが、その準備が整っている人は少ないと思います。
 作成希望者が出れば、教科書執筆の指導をすることができます。希望者が出ることを待ち望んでいる今日この頃です。
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